ニャバーランドの家族と一緒に | まじょねこ日記

まじょねこ日記

魔女の大切な仲間の猫たちの日常をみてください


《ジンジン》


お盆でニャバーランドのみんなが帰ってきてて、僕らは賑やかに過ごしてるんだけどね

僕も年のせいか、体調にも、気分にも、食欲にも、鳴き声にも、ムラがあってさぁ

若いもんにはついていけないんだよねよ


あ、これ夏限定ね

秋になったら僕だって元気になると思うんだ




              ニャバーランド軍団登場猫


       

         batu-3 0746

        ジンジンの兄弟、ユニークで、かなりとぼけた性格の《伐》




   injigo08518
         新しく来た子猫の面倒を見続けた心のやさしい《インジゴ》




         jyon brian
     どんな時も魔女を励まし、頑張って日記を言い続けた《ジョン ブリアン》



それでねみんなで話してて

《ジョン ブリアン》がさ、《インドラ》だけじゃなくてみんなも日記を言いなよ、って言った



ひな 「あたしだって言いたいけど・・ どうやって言ったらいいかわかんないんだもん」


レオポン 「あたしも わかんない いろんな ことばも知らないし・・」


バニャ1号 「私は知ってるわよ」


バニャ2f 「おねえさん、 ことば知ってるの!」


バニャ1号 「私ねぇ、変わり者だから 《インドラ》が《ジョン ブリアン》のに勉強を教わってるのを見てたのよ」


ひな 「それって変わり者とは かんけーなくない?」


バニャ1号 「あら、そうかしら」


ジョン ブリアン 「じゃあ《バニャ1号》、日記言ってよ」


伐 「そうだぞ、俺だって昔はしょっちゅう言ってたしな」


インジゴ 「私、魔女とニャパール行った時のこと、言いたいな」


伐 「じゃあ、それ、言いなよ!」


インジゴ 「けど忘れた・・」


みんな 「・・」



インドラ 「ねえ、ニャバーランドってどんなとこ?」


伐 「痛くも痒くもないんだ」


みんな 「・・」


ユリぼうず 「虹の菓子って?」


伐 「それを言うなら 『虹の橋』 だろうよ・・」


ユリぼうず 「あ、そう  で、どんな?」


伐 「おお! ここを行くと楽になるんだな、って感じの橋」


みんな 「・・」



僕 「ところで《今日ちゃん》は?」


伐 「生まれ変わった」


みんな 「・・」


伐 「あ、《今日ちゃん》、今度は白い犬になったから」


僕 「どうして?!」


伐 「自分の希望で」


みんな 「・・」



インドラ 「《ジョンにいたん》も生まれ変わるの?!」


ジョン ブリアン 「いつかね・・」


インドラ 「そしたらもう会えないの?!汗


ジョン ブリアン 「その時はまた《インドラ》の側にいようかな、って」


インドラ 「また会えるんだね!」


ジョン ブリアン 「見かけはちょっと違う感じになってると思うけど、僕はいつだって《インドラ》や魔女の側にいるって決めてるから」


インドラ 「ぜったい どこにも行かないでね!」


ジョン ブリアン 「大丈夫だよ、絶対一緒にいるから」



チャンドラ 「しょ、しょしたら・・ あの ふわふわ ぞうたんも うまれかわるの?」


インジゴ 「そうだよ」


チャンドラ あせるあせるあせる


インドラ 「気に入ったんだね・・」


僕 「ゆうべ遊んでもらってたからね・・」


伐 「あの象は動物園にいたんだって、もうあんなところはごめんだから、今度は広い、広いサバンナ、ってとこに生まれる希望らしいよ でーえぬえーが象の魂をそこへと呼ぶんだって」


チャンドラ 「しょこは どこ?」


伐 「どうやら遠い、遠いとこらしい」


チャンドラ  あせるあせるあせる



凜 「生まれ変わるのは希望できるんですか?」


伐 「俺たちはな」


凜 「出来ない子もいるんですか!」


伐 「人間だよ」


インドラ 「人間は出来ないの?」


伐 「心の良い人間と、心の悪い人間の2種類あるらしくてさ、心の悪い方はご希望には添えないんだってさ」


僕 「あ、知ってる」


インドラ 「知ってるの?!」


僕 「魔女に聞いた」


凜 「魔女はなんて言ったんですか?」


僕 「何でも、弱いもの虐めをした人間は虐めたものに生まれ変わって、自分が虐めたのと同じことかそれ以上のことをされるんだって」


ひな 「・・汗汗


レオポン 「どうしたの?」


ひな 「あたし、あたし、ハチをいっぱい食べちゃった・・ わああ~~んあせるあせる  ハチにいじめられるんだ~~」


バニャ1号 「どうしよう・・ 私、カナブンいじめた・・」


インジゴ 「大丈夫だよ、動物はどっこも悪気がないからいいんだよ」


伐 「そうそう、悪いってわかってるのにやるのは人間だから俺らには全く影響ないの」



僕らの話は夜中まで続いた




        今日 2

こちら、箱に入れられて人間に捨てられた後魔女家の子になり、2年という長い闘病生活の末、7才でなくなり・・

もう猫は苦労続きで御免だと言って、今は白い犬に生まれ変わっているらしい《今日ちゃん》




※  明日は仕事が休みなのでブログ更新しよーかな、と思っています


   日曜と月曜は留守にするのでブログをお休みします