また来るぜよ! | まじょねこ日記

まじょねこ日記

魔女の大切な仲間の猫たちの日常をみてください


デイブの母親は長く糖尿病を患っていたが

このところ状態が悪くなってこの1ヶ月は入院をしていた


Face Bookをたまに開くと、すかさずデイブからのチャットが入る

彼の心の乱れはそこで手に取るようにわかる


覚悟は出来ている、と言いながらも悩み続けるデイブ

純粋に母親のことばかりを思ってはいられない・・ 突きつけられる経済的現実


彼はたくさんの問題をたった一人で抱え込み、対処に追われていた



私が以前カトマンズで入院していた時

デイブは仕事帰りに病院に寄り、一晩中付き添ってくれ、朝は病院から出勤していた


そんな恩があるのに

私は遠く日本にいて、ただ彼の心情に耳を傾けるだけで・・ デイブの助けにもならず

そのことを申し訳ない、と語ると

彼は自身の気持ちを聞いてもらえるだけでも心がずいぶん軽くなる、と言ってくれた



いくつもの管に繋がれて苦しむ母親に

デイブは一日も長く自分と共にいて欲しいと願った

最後は自宅で、と勧める医者に、彼は病院治療で母親の命を永らえて欲しいと頼んだ


しかし私の考えは違っていた

辛い治療を打ち切って、一刻も早く母親を楽に、というのが私の意見だ

私はそうやって自分の母親と別れた


人の心は様々で、自分の考えを押し付けることはできない


デイブは、幼い頃から悲しみを共にして来た母親と別れる決心がつかないまま

彼女の最期を迎えなけれなならなかった



ラクちゃんが

「カトマンズに戻ったらデイブに会いに行こうね・・」 と言った




食後はテラスでラクちゃんとラムとプレムとで世間話をした


チェックアウトの時間をラムに尋ねると

好きなだけいていいよ、と言われたので

私たちは河原に降りてみることにする




      あちらには流れの速いトリスリ川で懸命に漁をする男達の姿が




       

 そしてこちらには流れと戦う彼らとは対照的なチャラいラクちゃんの姿が ナサケナイワ・・



    土手を登ったところにある原っぱは 一面にきのこが生えていて




                    こんな花も




   人懐っこいラクちゃんはその先にある一軒の家に遊びに行ってしまい




           人懐っこくない魔女は蝶々たちと一緒にラクを待つ



暫くして戻って来たラクちゃん



  今度は獲った魚が見たいから山の中腹にある漁師の小屋を訪ねたいという


行って来いや~



       魚が嫌いな魔女は葉っぱや蛙を眺めて待つことにするよ



そんな帰り道には



       

                学校帰りの少女の後姿が




さて、暗くなる前にカトマンズに着かねば


ホテルに戻り、チェックアウトをして宿泊料を支払う


明細書を見ておったまげる魔女




ええっ・・  これでいいのか!


・・マジでこの値段でいいのか!!



ありがとう、ラム!! ついでにプレム!



是非ともまた来るぜよ!!  ← 超ゲンキンな女




この料金、絶対に詳らかには出来ない




ソミット リバー ロッジ ビギンス バン



こんなことなら、もっと早く来りゃあ良かったなあ~