人生は喜びと悲しみに満ちて | まじょねこ日記

まじょねこ日記

魔女の大切な仲間の猫たちの日常をみてください


自然の美しさは如何ばかりか


それには何ものも敵わない



夕食を終え

そのまま外のテラスに向かう


大きなマンゴーの木の張り出した枝が頭上を覆うその向うの

夜空に見えたもの



それが一体何なのか

初め私はわからなかった


今回は眼病のため、メガネをかけていたので視界がよろしくなかったし

それよりも何よりも、我が目を疑ったから



それでも次々と夜空を横切るものの正体



それは無数の流れ星 流れ星




いくつもの流れ星が夜空に美しく長い線を描いていたのだ



・・すげえ  



魔女は、空が見渡せる場所に走って、空を仰いで寝転んだ


夜空を覆う流れ星

間隔で言えば一秒にひとつ

それも東西南北のあちこちで飛び交っている


以前見た獅子座流星群以来の

そこには夜空に繰り広げられる夢の世界が広がっていた



私は・・ なんと幸せ者なんだ


こういう場面に巡り会う時

心からそう感じます



長い間そうしていて

その後、私はマンゴー ツリーの下のテーブルのラクちゃんのところに移動し、相変わらず空を眺めていた


先ほどから私たちのまわりで ぼとん、ぼとん、と音をたてているのは

熟して木から落ちるマンゴーの実


私たちはそれを拾っては食べる




美味しいね!


うん、美味しいね!


また落ちたよ


食べようよ



もっと食べる?


もう無理



マンゴーを食べながら、目は流星を追う




     ゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆゚・:,。゚・




昨夜の夢の世界から一転し、翌朝の風景



                 部屋のドアを開けると



                 ジャングルは靄に覆われていた




起床して早速水シャワーを浴びる


そしてダイニングへ





            プレム君、おはよう! 


          ・・って、おぬし、パジャマじゃないのか?!


          斯く言う魔女もそうだがな・・ Σ(=°ω°=;ノ)ノ




                      Breakfast







                   Masala omelet





この食事中、ラクちゃんのモバイルに妻のプナムから電話が入る


笑顔で電話に出たラクちゃんの顔が曇る


それはデイブの母親が亡くなったという知らせだった