インドラ的決闘 | まじょねこ日記

まじょねこ日記

魔女の大切な仲間の猫たちの日常をみてください


清々しい日が続いておりますが


猫たちが日々もたらす騒動により

風流を味わう暇とてございません


昨日は仕事の合間の薄暗がりの中、大急ぎでブログを書いたら誤字(変換ミス)だらけでございましたよ  イヤハヤゴメンナサイ




                     桜、最後のはなびら          (魔女家の桜)


 


                
    
      《インドラ》は相変わらず《チャンドラ》の傷口をかばって過ごしている



先日ここで載せた術後3日目くらいの《チャンドラ》の画像


《インドラ》が 「チクチク引っ張っちゃダメ!」 って怒ってるやつね

あの時は傷口からリンパ液が出ていた


それがその後の《インドラ》の傷口隠し作戦で何とか回復し、今日まできています


              


               如かしてそれは作戦なのか? 



《ジンジン》


そんな《インドラ》に気晴らしをして貰おう

魔女はそう思ったんだろうね



魔女 「《インドラ》、たまには外の空気を吸っていらっしゃい」


インドラ 「いいの?」


チャンドラ 「よくない!」


魔女 「あなたがお腹のチクチクを引っ張るから《インドラ》は遊びたいのも我慢して一日中見張ってるのよ」


チャンドラ 「・・」


魔女 「だからちょっとだけ 《インドラ》が おんもに出てもいいでしょ」


チャンドラ 「やだ・・」


魔女 「ほら、《ひな》たちが《チャンドラ》と遊んでくれるって言ってるよ」


チャンドラ 「《いんどらにいたん》がいい!」


魔女 「そんなわかまま言わないよ!」


チャンドラ 「《いんどらたん》 おそと いったら 《ちゃん》は ちくちく ひっぱっる!!」


魔女 「やめなさいっ!!」


チャンドラ 「びえぇぇぇ~んあせる  びえぇぇぇ~~んあせるあせる


魔女 「《インドラ》、いいから行ってらっしゃい」


インドラ 「じゃあ、ぼく行って来る、 《チャンドラ》、おにいたんはちょっとたったら帰って来るからいい子でまっててね」



《チャンドラ》は軍団で見張ることになって、僕たちは部屋を出た 

(・・どうして《ジンジン》も一緒なんだ)



早く外に行きたい《インドラ》は、猫用出入り口に走り、僕もその後に続いた


猫用出入り口から駐車場に出ようとした《インドラ》が突然そこで止まった


後ろに続く僕の目の前で・・

《インドラ》の尻尾が見る見る膨れだす


誰かがいるんだ!

僕は急いで魔女を呼んだ



       
                  ぼわぼわっ!!




       

                  《タヌ吉》だ!



ぼくは、てっきり《インドラ》がここから引き返して玄関から外に出ると思ってた


そうしたら

《インドラ》は容赦なくそこから でっかい《タヌ吉》に向かって外に突進し・・


その時、《インドラ》のおでこが《タヌ吉》のおでこのぶつかって、 ぼん! って音がした

《タヌ吉》はのけぞり、反対側向きになってしまった




       

            インドラ 「やい、《タヌ吉》!」

        

            タヌ吉 「な・・ なんだよ」


            インドラ 「ぼくと なかよしになるか?!」


            タヌ吉 「え・・?」


            インドラ 「ぼくと なかよしになるか!!」


            タヌ吉 「え、え・・?」


            インドラ 「ぼくと なかよしになるか!!!」


            タヌ吉 「や、やだよ!」




       
      インドラ 「まじょ~、《タヌ吉》、ぼくと なかよしにならないって」
       


       
     インドラ 「よーし! なかよしに ならないなら やっちゃうぞ~!」


     タヌ吉 「なに・・ やる?」



瞬間、《インドラ》は自分よりうんとでっかい《タヌ吉》に飛びかかった


「なかよしになる?」 からの いきなりにフェイントだ

驚いた《タヌ吉》は何がなんだかわからなくなっちゃって取り敢えず逃げ出した


《タヌ吉》を追いかける《インドラ》

どこまでも追いかける《インドラ》


駐車場を駆け巡り

ドタドタと階段を降りて庭に逃げる《タヌ吉》


庭を逃げ惑う《タヌ吉》


それをまるで風のように追う《インドラ》



       
       

           そんな様子を窓から眺める《チャンドラ》



追われ追われて、ついにお化け屋敷に逃げ込んだ《タヌ吉》


魔女が 「そのくらいでやめておきなさい」


と《インドラ》を呼びに来た


インドラは 「わかった!」 と元気に返事をし

魔女と一緒に部屋に戻った



       

                な、なんなんだ・・ あいつ




ノラの帝王も台無しだな


《インドラ》はいつか戦士になるんだって

今は戦士見習いの『ポー』として張り切ってるけど


気迫がないんだよな・・


先ずは友だちから、だろ


あれでほんとうに勇ましい戦士になれるのかなぁ


なんだかさぁ

敵をみんな友だちにして終わる気がするのは僕だけ?



魔女 「そんなあなたは何してた・・」


僕 「見学・・」