続・愚痴を聞いてはくれないか  | まじょねこ日記

まじょねこ日記

魔女の大切な仲間の猫たちの日常をみてください

              流れ星  例えば早朝


世間一般では決して早朝ではないのだが、魔女にしてみれば早朝の先日のこと


どこかで猫の鳴き声がする

夢か・・


鳴き声が途切れない

夢か・・


この世の終わりみたいな、とても悲痛な声が空から・・

ん・・ じゃなくて、テラスの方から?


切羽詰った鳴き声が・・



これは夢じゃない!!



飛び起きる


さては誰かがテラスから落ちた?!

それは《ひな》か、《レオポン》か、はたまた《ライガー》か!


それでしっかりものの《バニャ1号》が鳴いて知らせてる?!


2階に駆け上る!


ドアを開ける!!


尻尾を巻き込んで駆け寄ってきたのは《ボンネット》


魔女の足にすがってヒーヒーと泣く


なんですか・・



        
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            インドラ 「ぼくが じょうきょうを せつめい します」


            魔女 「・・」


       
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インドラ 「《ボンにいちゃん》が、おトイレ行く時、しんしつからとび下りたらベッドもいっしょに 床に おちた」


レオポン 「それで おっこった《ボンにいちゃん》のベッドで《ライガー》がねちゃったの」


インドラ 「おっこちた自分のベッドで《ライガー》がねちゃって、《ボンにいちゃん》が泣き出した」


魔女 「どうしてそんなことで泣く・・」


ボンネット 「だって、だって、僕はあのベッドを誰にも渡したくなくて、夏だって暑いの我慢してずっと寝てたんだよあせる


魔女 「知ってるよ・・ この暑いのによくこんなとこで寝てられるもんだ、って思って見てたもん」


ボンネット 「ベッドが落っこちただけでもショックなのに、《ライガー》が僕のベッドに入って・・寝ちゃったんだ  僕は僕のベッドがこのまま《ライガー》のベッドのなっちゃっうかも知れない、って思ったら・・ そしたら急に悲しくなっちゃって・・ 魔女に言わなきゃっ!言わなきゃ!って思って、テラスから魔女の部屋に向かって必死で鳴いたのあせるあせる


魔女 「《ライガー》に、『どいて』、って言えばいいことじゃんか・・」


ボンネット 「それができたら泣いたりなんてしないよあせるあせるあせる



それで魔女は、そこから《ライガー》を出して、ベッドを元通り棚の上に乗せた

ため息をつきながらね・・



        
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                ボンネット 「まじょ、ありがとう・・」



やっと涼しくなって眠れると喜んでいたら・・

こんなことで早朝から起こされるのか



             あし  例えば足が吊る


このところ、就寝時に足の指が吊ることが多く

そうなると暫く寝られない


ミネラルが足りないんだ・・


豆類嫌い

魚貝、海藻も嫌い


嫌いなものは食べられないのでサプリで摂取するしかない


マグネシウムを始めとするミネラルを摂取する魔女

マグネシウムを摂取すると結石が出来て病院送りになる《ユリぼうず》


お互い半々の身になりたいものだ


ミネラルを2日摂取しただけで症状がなくなった

残ったサプリが恨めしい



             ぐぅぐぅ  例えば寝ぼけ



いつの間にかリビングで眠ってしまって・・ 夢を見ていた

長旅の末、やっとネパールに到着したところだった


携帯が鳴っている・・

携帯が・・


夢うつつで電話に出る


家族② 「今、どこ?」


魔女 「・・ネパールの空港」


家族② 「そうか・・ ほんとうに幸せな人間だな」



切られた


何か用事があって掛けてきたんだろうに・・



               ナイフとフォーク  例えば猫の夕食


美味しそうに食事をする軍団


インドラ 「おかわり!」


魔女 「はい」


インドラ 「おかわり!」


魔女 「はい」


したたか食べてやっと満足したみたいで、台所から立ち去る《インドラ》


すると途中で・・


うっうっうっ・・ うっうっうっ くえぇぇぇぇ~~~!!



やべぇ!!



と思ったとたん

吐いた・・  3回吐いた


《インドラ》が涙目でやって来て

私を見上げて言う



インドラ 「まじょ、おかわり!」



この・・ 金食い猫めが・・