修理センターから電源荒れてからの立ち上がりが遅いのと、フラッシュが焚けなくなったカメラの修理費用見積もりが知られた・・
11、500円だって
だから修理はやめて新しいカメラを買った
それで早速野良猫軍団のところに行くのに持って行って写真を撮ってみた
今週火曜日
住宅部南
こだくさん 「やっときたぁー きょうは おそかったのね」
魔女 「《こだくさん》 最近毎日ここにいるけど引っ越したの?」
こだくさん 「わたし こどもうんだから・・」
魔女 「そうなんだ 赤ちゃんを産む時はいつもここだもんね」
こだくさん 「うん 」
魔女 「こども・・ 元気なの?」
こだくさん 「おっきくなったから しょうかいする あなたたち、 でてらっしゃい」
こども 「はい、おかあちゃん」
こだくさん 「あら、いもうとは どうしたの?」
こども 「こわいって」
こだくさん 「しかたないわね あのこ とうさんに にちゃったて おくびょうなのよね」
こども 「・・」
魔女 「おちびちゃん なかよくしてね」
こども 「うん」
《こだくさん》曰く、父さんに似ちゃって怖がりなもう一匹のこども
果樹園部
『住宅部南』にいた《こだくさん》とその子供たち、《きよわ君》、そしていつもひとりで空を見てる白黒の《こどくさん》と別れ、果樹遠部の入口に差し掛かる
魔女 「《虎丸》、ここまで迎えに来てくれたの?」
虎丸 「うん、あしのおと きこえたから きた」
魔女 「ありがとう、じゃあ行こう!」
向こうから《すがりつき君》、《はっちゃん》、《ゆきちゃん》たちも走ってきて
みんなで一緒に奥の暗がりにある、みんなで決めた 『野良軍団と魔女の集会所』 に向かう
なっちゃん 「みんな~~! まじょきたよお~~!!」
はっちゃん 「まじょ きたよ~!」
魔女 「お薬、なかなか効かないね・・ もう暫くしたら蚊がいなくなるから我慢しようね」
ゆきちゃん 「うん・・」
なっちゃん 「よしよし して・・」 魔女 「はい、よしよし」
キリット君 「ぼぉくぅもぉぉぉ~~~!!」
魔女 「はいはい、わかりました」
キリット君 「わああ~~~い! ガブガブ!!」
魔女 「《キリット君》、痛くしない噛み方ができるようになったね」
キリット君 「うん、がくしゅーした!」
初めての子 すりっ!
魔女 「誰ですか?」
初めての子 すりっ すりすり・・
魔女 「よろしくね」
初めての子 「・・いたいの」
魔女 「どこが痛いの?」
初めての子 「ここ・・」
魔女 「手を怪我したのね、大丈夫、たいしたことないからじきに治るよ」
こうして私は 「みみ がいたい」とか、 「けがした」とか 「はげた」とか 「なでて」とか・・
みんなが口々にいろんなこと言うのを聞いて
「薬塗ろうね」とか 「どこ怪我したの」とか 「あららハゲちゃったね」とか 「はいはい、撫でましょね」などと言って、みんなと賑やかに過ごしていた
その時、私たちの様子を覗く見知らぬ猫の姿に気づいた
睨んでる・・
私の周りにいた猫たちがそれに気づき
悲鳴みたいな声を上げたり、威嚇したりしながら、逃げ出したり私の後ろに隠れたりした
その子がゆっくりとこちらに向かってきた
魔女の後ろにいる子たちは、鼻に深い皺を寄せ、シャーシャーと声を震わせる
と、その時
草むらから一匹の猫が現れた
ジャック 「おまえ だれだ・・ ここは おれの なわばりだぞ」
片目のボス《ジャック》の登場
《ジャック》を見たとたん、女子狙いのよそ者猫は慌てて逃げ出した
その後も暫くの間ここで遊んび、次は公園部に移動です
続く