昨日まで 「僕が日記を言う!」 と張り切っていた《インドラ》が・・
昨日の夕方から全く口をきかなくなってしまった
その訳は追々話をするとして
今日は昨日までの一生懸命な《インドラ》の様子をお伝えします
トイレ指導
インドラ 「また といれで ねてる・・ こら!《まだないのたん》、おきなさい!」
インドラ 「ねてないで ちゃんと おちっことか うんち しなさい」
まだないのちゃん 「あい・・」
インドラ 「おちっこしたら すな かけて」
まだないのちゃん 「あい」
インドラ 「《まだないのたん》、そこをは すなじゃ ないでしょ」
インドラ 「すな かける ばしょ・・ ちがう」
お食事指導
まだないのちゃん 「あい」
※ ご飯を食べるお手本を見せるため、苦手な『お花のご飯』(カリカリ)を一緒に食べてあげる《インドラ》
うちには小さい子用のカリカリがないため、12歳以上の老猫用のをあげてみた(小粒だから)
インドラ 「まじょ、《まだないのたん》、 ごはん もう だいじょぶです!」
魔女 「《インドラ》、頑張ったね、どうもありがとう」
※ 《インドラ》のこういった物言いが、あの時の《ジョン ブリアン》とそっくりだ・・
おもちゃ
《インドラ》が先ほどからずっとおもちゃの入った器に顔を突っ込んで何かを探している
最初は手を突っ込んで引っ掻き回していたのだが
なかなか見つからないようで、器を倒してまで夢中で探している
昔アトリエの生徒だった採れたてレモンちゃんから先住猫が貰った布製のキラキラボンボン
《インドラ》はそれを咥えてダイニングテーブルの下に行き
そこにいた《まだないのちゃん》の足元に、自分の首を落としてそっと置いた
ボンボンを暫く眺めていた《まだないのちゃん》は・・
ちょっと手を出して触ってみる
それからもうちょっと強く触ったら
ボンボンがころころと転がった
それを見た《まだないのちゃん》は、急に嬉しくなったみたいで
自分が転がしたボンボンを追いかけ始めた
ライガー 「あそんでるね」
インドラ 「うん!」
写真を撮ろうとするんだけど、《まだないのちゃん》の動きが早すぎてちゃんと写せなかった
それから途中で休憩を入れながら、《まだないのちゃん》は何時間もそれで遊んでいた
《インドラ》はどうしてこのボンボンを必死で探していたのは
きっと小さな《まだないのちゃん》が遊べるようなもの・・ って思った時に、あのボンボンのことを思いついたんだろうね
このボンボンはいつくかあって、《インドラ》自身も大好きでよく遊んでいる
だけど《インドラ》はそれを誰にも渡したくなくて
遊び終わるとその全部を水の器の中に咥え入れてしまう
そうして自分の器用な手で取り出したボンボンでまた遊ぶのだけれど
当然それは水に濡れていて・・
《まだないのちゃん》を遊ばせるのに《インドラ》は濡れていないボンボンを探していたんだ・・
しかも《インドラ》があまりにも水の器にボンボンを入れてしまうので
怒った家族①が残ったボンボンをおもちゃ入れの底に隠し
その上に大量のスーパーポール(これは《伐》が大好きだったので、生徒たちが持って来てくれたもの)をぎゅうぎゅうに詰めて取れなくしてしまったのだった
《インドラ》はそれを知っていたのだろう
《インドラ》がおもちゃ入れを漁っていた時、その訳を知らない魔女は何回も彼に注意した
だけど《インドラ》はまったく聞く耳を持たず、ただ夢中でおもちゃ入れを引っ掻き回していた
そうして見つけたボンボンを咥えて、《まだないのちゃん》の足元に置いたのを見た時
私は胸がいっぱいになった
つい数ヶ月前までカリカリも食べられず
《ジョン ブリアン》を散々手こずらせた《インドラ》
ここに来てから2ヶ月の間お水が飲めなくて
その時も《ジョン ブリアン》の辛抱強い努力でやっと水が飲めるようになった《インドラ》
この子はバカなのか・・?
と思っていたが
今回のことで利口なのかバカなのかがますますわからなくなった
ただ、《ジョン ブリアン》がこの子を良い子に育ててくれたことだけは・・ 確かだ
まるで《ジョン ブリアン》が乗り移ったかのように
《インドラ》は一生懸命に《まだないのちゃん》の世話を続けていた