終わり良ければ全て良し! | まじょねこ日記

まじょねこ日記

魔女の大切な仲間の猫たちの日常をみてください

え~

昨夕あの後、《ジョン ブリアン》も含め、《アゾ》と話し合う



魔女 「《アゾ》、何が言いたい・・」


アゾ 「わ・・ わからん」


魔女 「わからん・・って  ほんどーさんちではモロキューがご飯なの?」



アゾ 「ち、ちっがう!  ほんどーさんちの ごっはんは もろきゅーなんじゃ!」


魔女 「どう違うのよっ!」


アゾ 「じぇんじぇん ちがうじゃろうが!!」



ジョン ブリアン 「ふたりで モロキュー もろきゅーって言っててもラチがあかないからさ、《アゾ》が何を言いたかったのか、最初からの流れを見たほうがいいよ・・」



確かに事はどんどん違った方向に向かっているようなので、軌道修正を試みた


とにかく ほんどーさんは優しく、しかもご飯はモロキュー・・



ジョン ブリアン 「ねえ《アゾ》、そのモロキューはどんな味だった?」


アゾ 「ひ、ひ、ひっとことで言えば、家では めったに食べられんあじじゃ~!」


ジョン ブリアン 「それはどんな感じのもの?」


アゾ 「さっ、さっ、さっ、さっかなの あじが 口の中で ふぁ~って ひろがってな、そりゃもう しんじられんくらい おいしいんじゃよ  ふぁ~ ってなぁ」


魔女 「・・」


ジョン ブリアン 「魔女・・」


魔女 「・・ なに」


ジョン ブリアン 「高級だよ・・」


魔女 「高級?」


ジョン ブリアン 「モロキューじゃなくて・・ 高級」


アゾ 「そっ、そっ、そっ、それじゃ!!」



魔女 「なんで高級如きにんなに時間をかけなきゃいけなかった・・」


アゾ 「こうきゅー ごとき とは なんじゃ! ごときとはっ!」


魔女 「如きが分かるんなら高級も分かれ!」


ジョン ブリアン 「ねえ・・ 話進めようよ」


魔女 「・・ 《アゾ》、それでどうした」



《アゾ》


そでで・・

ほんどーさんは やっさしいし、ごっはんは こーきゅーだし・・


《あじょ》はな・・


《あじょ》は・・ かなしくなってきたんじゃ


どして?


だって・・

《あじょ》は やさしさに なれとらんもん


(・・何か嫌な感じ) 


そでにな

いえでは みんなして まずい ごはん 食べとるんじゃろう・・ とか 思ってのう


(・・さらに嫌な感じ)


まじょは ちゃんと ごはんを 食べとるんじゃろうか とか・・


(・・)


そしたら きゅうに いえが こいしくなったんじゃ



だけど、 「もう かえらん!」 って 言って 出てきたじゃろう


だからな・・



        まじょねこ日記-Azo


ひとりで じゅいぶん がんばってたんだよ 


だけど まじょの よぶこえが いっつも きこえるもん


そでで、《あじょ》は 思ったよ



しょーがない かえってやるかぁ~!!




でも てぶらでは かえれんもんな・・  《あじょ》は ぶしじゃからの


そでからは みやげさがしじゃ

《あじょ》は ひっしで さがしたじょ


だが そでが なっかなか 見つからんのよ

なんかいかの ひる間がすぎて いよいよ こまっとったら


やっと見つかったんじゃ

いいみやげがな


《あじょ》は そでを もって どうどうと いえに かえったもん!



「まあひょ~ でぇふぇきまっふぇい!」



まじょが へやから とび出して来て


《あじょ~》!! って 言って せっしゃを だき上げたんじゃ


そうして まじょは 言った



「いったい なに 咥えてきたーー!!」



《あじょ》は まじょの手に そでを のせた



「みやげじゃ くるしゅうない おさめまっせい!」



まじょねこ日記

                 魔女 「動かない・・」


               アゾ 「《あ、あじょ》は つ、つよく かんどらんじょ・・」



すずめどのは そのあと めをさました  (気絶してた)


そりゃそうじゃ つよく かんどらんもん



それからは 《あじょ》は まい日 いえに おるよ

まいよる まじょと ねとるんじゃよ


せんきゅーな ごっはんも そでなりに おしいしいじょ (はい、低級なご飯ですみませんね)


おふろばは 《ばぶ》に ゆずってやった



こでで よかろうもん!



        まじょねこ日記-Azo

        おわりよけでば すべて よしじゃ!


                 かっかっか~~!!




7日間家出していた《アゾ》の言い分・・ 終了