ティカの儀式が終わり
祭りの膳が整います
真ん中にあるのはチウラ（干し米）です 儀式の祭はご飯ではなく、チウラを食べます
この干魚も儀式の時は必ず使われます
ダサイン ティカの儀式も滞りなく終了致し
次はこの時からすると1月に結婚予定のルナの婚約者、ラビの家にご招待いただいておりますので・・
有り難いのだけれど、本心を言うなら・・ 私は一時でも《バブー》といたいのです
しかし、いつの間にか魔女もシュレスタ家の家族ということになっているようでΣ(=°ω°=;ノ)ノ
ルナの嫁ぎ予定先のお宅にもご挨拶にあがらねばなりませぬ
忙しい・・
まじょ どこいくの？ ぼくも いく！
ルナは魔女とお揃いのクルタでございます
《バブー》、お買い物の間、魔女と外で待ちましょね～
魔女からの土産はアイスクリームに致しました
ルナにお金を渡してそれを買って貰っている間、私たちは外の椅子で待ちます
それは一時でも《バブー》と一緒にいたいから
買い物を終えた私たちは、ニューロードに向かいます
そこでタクシーを拾い、ラビの家に向かうのです
一緒に歩きながら何度も見上げる《バブー》・・
帰りなさい・・
そう言っても・・ ダメよね
タクシーに乗り込む
閉められたドアに何度も飛びつく《バブー》
帰りなさい！ また戻ってくるから
タクシーが走り出します
《バブー》はこちらを見上げながらすぐ隣を走ります
車はスクエアをぐるりと廻るのですが
そこは交通量が多いのです
《バブー》は車やバイクにに何度もぶつかりそうになりながらタクシーの後を追います
撥ねられそうになる度に心臓を縮ませ、後ろの窓に張り付くようにして声をあげる私たち
車は直線の道路でスピードをあげ・・
それでも必死で後を追う《バブー》
そんな《バブー》の姿が小さくなっていって・・
胸が苦しい
針で刺されるようです
私は涙ぐんでしまいます
だから私はどこにも行きたくないのです
いつも《バブー》と一緒にいたいのに・・
ラビ宅にて
ラビの家の屋上で恒例の凧揚げに興じるルナ 左側は隣んちの子
グアバにございます さっぱりとして美味しいですよ
こちらが昨日説明いたしましたジャマラにございます
ここでもティカを授かります
こちら、ルナと一緒に儀式に臨むのは、ルナの婚約者、ラビの妹でございます
近未来にルナの姑となるお方と、妹になる子です
私、《バブー》のことばかり考えており彼らの名前を聞いたのですが、覚えておりません
そういえば・・ 肝心のラビ（ルナの婚約者）の写真もございませんわね
ラビの家の屋上で恒例の凧揚げに興じるルナ 左側は隣んちの子
グアバにございます さっぱりとして美味しいですよ
こうしてマチンドラに戻ってまいりました
もう時間がありません
《バブー》とのひと時
だけど《バブー》はとっくに気づいておりました
また暫くお別れだということを・・
それはこの目でわかります
《バブー》
必ず元気でまた会いましょう
離れていても、私たちはいつも一緒だよ
《ジョン ブリアン》
時々は時空を超えて《バブー》に会いに行ってあげてください
そうして《バブー》に
魔女は元気だよ
《バブー》に会う日を楽しみに毎日頑張ってるよ って
そう伝えて
悲しくなってきたので、ネパール日記、終わります