今日が避妊、去勢手術の《インドラ》と《ひな》
昨夜からは食事も水も飲ませられないので別室に隔離した
《インドラ》は魔女の後追いばかりしていて片時も蕎を離れようとしない子で・・
《ひな》は膝に乗りたがるばかりの甘えん坊
他の子たちの夜食など、世話をしてから隔離猫の様子を見に行くと・・
涙をいっぱい溜めた《インドラ》がドアのところで魔女を見上げていて
ラグの上でうずくまっていた《ひな》も走って来た
《インドラ》の足元には壁紙が散乱し・・
あぁもう・・ 魔女家はボロボロだ
彼らから目が離せないから昨夜は一緒に寝た
お腹が空いてたまらない2匹は散々私に文句を言った
私はそれを無視して布団に潜り込んだ
そのうちひなは諦めて、横になった狭い私の胴の部分に上手にバランスを取って寝始めた
諦めきれない《インドラ》は、いつもお腹が減った時の合図としてやるように、私の指を噛もうとした
だから腕を布団の中に入れた
すると《インドラ》は顔を噛んできた
口、鼻、耳、頬、・・ とにかくどこでも噛みつく
顔を布団に隠した
すると今度は頭を噛んできた
《インドラ》が噛むから頭がちくちく痛い・・
《ひな》が乗ってるから寝返りも打てない・・
そうして今日も魔女は寝不足
そろそろ幻覚を見そうな勢いだ
病院帰り
火曜日に去勢、避妊手術を受けた《ライガー》と《レオポン》
お迎えに行った帰りの車の中ではバスケットから出せ！と大騒ぎ
気を落ち着かせようと、バスケットの隙間から手を入れれば噛まれるわ
入口の隙間が大きい籐のバスケットに入った《レオポン》なぞは
その手を突き出してきてジーンズを引っ掻くわ
《ライガー》は中で暴れるからバスケット自体ががシートの上で動き回ってる
そんなこんなで、ようやく家に着き・・
暴れすぎてヘロヘロの《ライガー》
鳴き過ぎてペロペロの《レオポン》
ライガー 「おかあちゃん・・」
バニャ１号 「はいはい、においでわかったわよ、 いやなことされたのね・・」
ライガー 「うん・・
」
魔女 「そのわりに 《ライガー》は病院でご飯をバックバク食べらしいよー」
バニャ１号 「・・」
両親
ユリぼうず 「ねえ、《ジンジン》 じみんとー って知ってる？」
ジンジン 「知ってるよ お菓子の 会社でしょ」
ユリぼうず 「みんしゃとー は？」
ジンジン 「それは商売敵のお菓子会社さ」
ユリぼうず 「じゃあ せんきょ ってなあに？」
ジンジン 「お菓子会社が別のお菓子会社に入り込んでそこを乗っ取ることだよ」
ユリぼうず 「・・やっぱり思った通りだ」
インドラ 「みなしゃん ごしょーかい しましゅ こちらが ぼくの かーちゃん と とーちゃん でしゅ！」
魔女 「・・やめときなさい」
《しろ》があそびにきた
《インドラ》
《しろたん》が あしょびに きました
《とらたん》は ごようじで きなかった
《りゃいがー》が おみじゅの しぇつめい しました
ライガー 「きみに おみずの のみかたを おしえよう！」
しろ 「いや・・ このまえ のんだし」
ライガー 「あ・・ そうだった？」
それ みてて ぼくは 《とらたん》と いっしょに みるく のんだこと おもいました
ぼく 「《とらたん》、おいちいね！」 とら 「うん、おいちい」
ぼく （《とらたん》 みるく しゅくなくなった・・） 「ぼくの みるく のむ？」
捜索
車のドアを開けると《しろ》は飛び乗る
今日もこれから《とら》の搜索だ
《とらちゃ～ん》！ 《とらちゃ～ん》！！
にゃ～にゃ～！ にゃ～にゃ～～！！
《とら》・・ はやく出てきてください
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これから《インドラ》と《ひな》を迎えに行って来ます