ネパール日記 ~ナガルコットの村~ | まじょねこ日記

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魔女の大切な仲間の猫たちの日常をみてください


昨日の過去記事のノリタケおじさんの画像、笑えたでしょ

あの後、私にその話を聞いてノリタケおじさんに会いに行った人がいたくらいなんですよ


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ヒマラヤを眺め、朝食を終えた後

デイブがちょっと歩こうか、というのでナガルコットの村を散策する

散策と言ってもここは丘陵地だから登ったり下ったりだ


薄れゆくヒマラヤを背に歩き出す




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                  今からこの村を散策します



ちなみに私は日本では一日500歩位歩く (部屋の中だけだから・・)

しかしネパールでは一日に何時間も歩いたりする


みんなに普段歩かないのによく歩けるね と言われる



         

               家族① 搾りすぎさん、頑張って!




         

         森なら任せなさい!   魔女は生まれも育ちも森の中じゃけ


       
       
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                     むむ・・ 道が崩れてる・・




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                  森で色んな花や虫を見て




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               小さな村では山羊のお子さまを見たりして




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                 《ユリぼうず》に思いを馳せ・・




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               もう・・ もう可愛すぎるひよこに会って




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    そんなひよこの飼い主姉弟は、椅子を出して休んで行きなよ、と勧めてくれた



こうしてメインストリートに戻り、みんなが用を足している時

私はひとり、薬屋の前でぼんやり待っていた


すると一匹の大きな犬がこちらを目指して通りを渡って来た

犬は私の前まで来て、遠慮がちに尾を振っている

私は手を差し出して《セティー》の頭を撫でた  (また勝手に名前をつけたょ・・)


魔女 「《セティー》、私と一緒にいてくれるの?」


セティー 「うん・・」


魔女 「ありがとうね」


セティー 「うん」


魔女 「隣においでよ、 ここでくっ付いて座っていよう」


セティー 「うん」


「うん」しか言わない犬だった

私たちはくっ付いて座っていて、《セティー》は暖かかった


暫くしてデイブが車が来たよ、と呼んだ


《セティー》、私もう行かなくちゃ

一緒にいてくれて嬉しかった ありがとうございました


私はお礼を言って《セティー》の頭をいっぱい撫で、立ち上がって車の方に向かった

すると《セティー》もついて来て、私と一緒に車に乗り込もうとした





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                   「ぼくも  いく!」  



ダメだよ、と言っても聞かないので、ごめんね、と言って急いで車のドアを閉めた

すると《セティー》は急に悲しそうな顔になってしまった




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その顔を見たら、私も何だか急に悲しくなった


走り出した車の窓から手を振った

《セティー》は立ち止まったままずっとこちらを見ていた


動物と出会う度に

一期一会と言う言葉が胸をよぎる