パーティーの後はお仕事 | まじょねこ日記

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魔女の大切な仲間の猫たちの日常をみてください


魔女


もっちさんに 『ハロウィンメイクでお仕事の写真撮ってきてくださいね』 ってコメントを戴いていて

それを読んだのが仕事を終えた深夜だったので

残念ながらパーティー後の仕事の写真は写していなかった


それで、パーティーに出かける前に高校生たちが押しかけて来た中の一人が写真を撮ったのを面白がって送ってくれていた

そんなパーティー前のプチ仕事の写真を代わりに載せておきますね



おい、《りゅうのすけ》! 写メなんか撮ってないでちゃんと人の話聞けや!!

こちとら時間がないんじゃおぉぉぉ~!


   
        



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ガツガツ喰っているうちに、やり慣れないつけまつげは取れ、なんかどろどろ状態のまま

8時過ぎにアトリエのハロウィンパーティーが終了し

遊び足りない顔で子供たちが帰って行った


お迎えに来たご父兄から、

「魔女先生、似合ってますね!」

と言われた


やっぱ、失敗だったんだょ・・


9時から仕事で、もう家に戻ってメイクを落とす時間もないので

レストランで少し休ませていただいて仕事先へ


※ ちなみに、このレストランは《ららママさん》のお母さんである《搾りすぎたレモン》さんが経営していらして、《ららママさん》もお店を手伝っていらっしゃいます


さて、レストランを出て駐車場に向かう

ここは住宅街なのであまり明るくない


それが幸いと思ったのは私だけで

どうやら向うから歩いて来る人には、その暗がりが更なる恐怖を与えてしまったようだ・・


驚いて飛び下がる者

反対側の道端で立ちすくんでしまう者

魔女を避けながら、必死で目を合わせないよう努力する者

思わず声をあげる者

元来た道を戻って行く者


なにが悲しくて・・ 

駐車場までの短い距離を今日はこんなに人が歩いているんだぇ



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本日の仕事先は 『夜のアトリエ野郎どもクラス』


みんなが仕事を終えた夜間、中のひとりのお店を借りて絵を教えている


その駐車場に車を止めると、既に着いていた《みのるさん》が車から降りて来てサイドウィンドウから魔女を覗き込む


みのるさん 「・・どうしたんですか」


魔女 「見ないでくんない!」


みのるさん 「見ないで・・ たって」


魔女 「見ないで!」


みのるさん 「良く似合ってるじゃないですか・・」


こうして心は宇宙のオカソ君をはじめ、みんなが意に反して 「良く似合ってる」 といってくれた


不本意だ・・


みんなの話題が魔女の顔から逸れ、それぞれが絵を描き始め

そんな中、遅れて来たひとりは・・


まったく魔女の顔を見ようとしない

なるべく視線を向けないように努力しているのが手に取るようにわかる


魔女も彼の心が手に取るようにわかる


(うわぁ、魔女先生・・ ついに顔にまでタトゥー入れちゃったよぉ・・)


って思ってるんだよ


《タカシさん》、魔女を理解し過ぎるのも、ほどほどにしてくださいね

こうして不本意な好評を受けて深夜近くにお仕事終了



なんだか喉が渇いたので帰り道にあるコンビニでウーロン茶を買う


魔女、この頃には眠気が災いして自分のいでたちをすっかり健忘


店に入ったとたん、「いらっしゃいませ~」 と顔をあげた店員、《ヤスダ》が器につぎかけたおでんの汁を自分の手に掛け、絶叫

熱くて絶叫したのか、魔女の顔に絶叫したのかは不明


この騒ぎでやっと己のいでたちに気付くも、今更どーでもよくなっている自分がいる


魔女がドリンクの棚近づいただけで人が避ける これは便利だ


面白いから店内をうろうろしてみた

みんながどく


楽しいからもっともっとうろついてみた

みんなが嫌がってる


ふぇふぇ!


うろつくのが飽きたからウーロン茶を買って帰る

レジの《ヤスダ》の手が震えてた


《ヤスダ》、その無理矢理の笑顔・・ やらんでええわ!



今日は子供たちからいっぱいお菓子もらったし

北海道旅行に行った『野郎どもクラス』の面々からも 『ROYCE’ POTATOCHIP CHOCOLATE』 をお土産に貰った


とってもいい日だった



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がっ!


家に帰って軍団と追いかけごっこをしていたら

何かの拍子に壁に人指し指をぶつけ



   こともあろうに爪が折れた!


     
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命と軍団の次に大切な爪が・・

さんが 『怖い!』 と言って誉めてくれた、あの魔女の大切な爪がっ


爪が折れた時の魔女はショックの余り荒れ狂うのを知っている軍団は一斉にテラスに逃げ込んでしまった


魔女は折れた爪を握り締めて、壁に当り散らした

テラスの入り口で・・ 軍団がぎゅうぎゅう詰めになってこちらを覗いている

振り返ったら全員が蜘蛛の子を散らすようにまた逃げた


この日魔女は

ベティーちゃんメイクの失敗と合わせて2度も大泣きをしたのだ