パパ・ジョン ブリアンをお部屋に入れる大作戦 | まじょねこ日記

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魔女の大切な仲間の猫たちの日常をみてください

ジョン ブリアン


僕の父さん、つまり《パパ・ジョン ブリアン》が

ひとりでご飯を食べるのが淋しい・・ だなんて言出だすから

僕らが計画して、《パパ・ジョン ブリアン》をお部屋で暮らさせる大作戦を立てた


とにかくお部屋に入れてようすを見ないことには始まらない

そこでみんなで作戦を練った

ここで以外だったのは、《バブー》がかなり乗り気だったことだ



水玉 「このままじゃ魔女が大変だからよぉ、《パパ・ジョン》を部屋に入れて暮らさせようと思うんだ」


バブー 「賛成! 賛成!!」


ジンジン 「それで《水玉》が外暮らしになるんなら・・ 僕も賛成・・」


水玉 「おまえ・・ ぶっ飛ばされたいのか?」


ジンジン 「・・」


凜 「《パパ・ジョン》は遊んでくれますか?」


水玉 「そんな話じゃねえよ・・」


ボンネット 「僕も賛成!」


水玉 「へえ、おまえも賛成なんだ」


ボンネット 「だって僕が壺暮らしの時、心配して何度も様子を見に来てくれたもん」


水玉 「じゃあ決まりだな」


アゾ 「《あ、あじょ》はですねえ・・」


水玉 「聞いてねえよ!」


アゾ 「きっ、聞けいっ! じゅーだいな おっ話だぞ!」


水玉 「なんだよ・・」


アゾ 「・・」


水玉 「なんだよっ!」


アゾ 「・・」


水玉 「重大な話・・ 忘れたんだ」


アゾ 「・・」


水玉 「じゃあみんな、そういうことで!」


アゾ 「おっ、思い出した!」


水玉 「いまさら思い出すなよっ!」


アゾ 「《ぱ、ぱ、ぱっぱじょん》はなっ! ひとりで ごはんを食べたくないんじゃ!」


水玉 「だから部屋に入れようって話してんじゃねえかよ!!」


アゾ 「あやつは 武士にはなれんな・・」


ジンジン 「わあ! 《アゾ》、武士っていう字を覚えたんだね!」


アゾ 「ああ、そりゃもう あっしだったぞ」


僕 「あっし・・ 自分だったの?」


ジンジン 「ばかだなぁ《ジョン ブリアン》、圧死ってつぶされてニャバーランドに行くことなんだよ」


アゾ 「ま、まちがえた・・ みっしじゃ!」


僕 「それなら知ってる! 秘密のお使いでしょ」


アゾ 「あで・・?」


バブー 「じっしじゃないの?」


アゾ 「まっ、まさに そっ、それじゃ!」


僕 「実の子供なんだ・・」


アゾ 「だれが・・?」


僕 「《アゾ》が?」


アゾ 「だれの?」


僕 「・・《アゾ》の母ちゃんの?」


アゾ 「あったりまえじゃろうがっ! 身のほどしらずめ!!」


僕 「なんで僕が責められる・・」


水玉 「いい加減にしろ! それを言うなら必死だろう!」


アゾ 「だから そう 言ったじゃろうが! たわけねこどもがっ!」


水玉 「お・・おまえなあ」  ぷるぷる・・ ぷるぷる・・


アゾ 「そでで・・ 《あじょ》の 母上は いまごろ どこでどうしとるんじゃろぅ・・汗


水玉 「知らねえよ!!」



こうしてややこしい会議は険悪のうちに終わり

とにかく、何とかして《パパ・ジョン ブリアン》を部屋に入れるのを一致団結して頑張ることになった



夕食の時間

《パパ・ジョン》が廊下にいる・・

魔女がドアを開けた


《パパ・ジョン》が中を覗く

だけど入ってこようとはしない・・

だから魔女がそこにご飯を置いた

僕らは自分のご飯を食べないで《パパ・ジョン ブリアン》を見詰めた



       
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  バブー 「《パパ・ジョン》、そんなところで食べてないで、私たちと一緒に食べよう」


  パパ・ジョン ブリアン 「ここなら みんなの かおが 見えるから さみしくない」 



魔女が何度も入るように優しい感じで言ったけど、無理で・・

それで《ユリぼうず》が一旦廊下に出て、《パパ・ジョン ブリアン》のお尻をつんつん突っついた


お尻を突っつかれた《パパ・ジョン ブリアン》は思わずお部屋の中へ

魔女がご飯の器を廊下から部屋の中に移動する




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         ユリぼうず 「さあさあ、遠慮しないで入ってくださいよ」


       
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        水玉 「なあ、兄貴、この部屋で昔みたいに一緒に暮らそうぜ」


まじょねこ日記-Papa-Jyon brian&Gundan
     ジンジン 「兄さん、この部屋で暮らしなよ」


     バブー 「ぜったい そうした方が淋しくないよ!」



まじょねこ日記-Papa-Jyon brian&Gundan
   バブー 「ぜったい その方がいいよ!」 


   僕 「父さん、食べてばかりいないで、みんなのお話、ちゃんと聞きなよ!」


お話の途中だけど、魔女がお仕事に行く時間になちゃったって  

続きはまた明日ね