只今こちらは大雨
テラスの庇の下には大勢の蝉さんたちが雨宿りをしています
ざんざん降りの中、私は《凜》とテラスで鬼ごっこをしていたのでふたりともズブ濡れ
ふたりで大きなバスタオルにくるまって、魔女はブログを書いてます
こうして雨が降る度、野良猫軍団がどうしているのか心配になる
雨が上がったら公園に行ってみるつもりだが・・ 果たして止むかなぁ
甘えん坊親分 《バブー》
今朝、私は猫ハウスのてっぺんで寝ていてた
そこへ《水玉》がやってきて辺りを見渡し
さんざん確認し・・ 魔女に甘えだした
《ボンネット》はいつものようにきんかんしょくっていうのになっていて
《凜》は布にクッションの上でばくすいしてて
その他の猫は食後の散歩に出ていた
《水玉》の甘えようはすごくて
魔女のお膝に乗って胸に顔をうずめたり
ぎゅう~っとしがみついたりした
魔女が横になると
《水玉》も横になって魔女にピタッとくっついて ごお~ろごろごろと大きな声を出した
そのごお~ろごろがあんまり大きな声だから
ぐっすり寝ていた《ボンネット》も《凜》も起きちゃって
ちょっとだけ顔を持ち上げて《水玉》の様子を覗き見るの
そんなところへ誰かが帰って来たみたいで
《パパ・ジョン ブリアン》が廊下から 「ドアを開けてくださあ~い」 って言った
魔女は《水玉》に ちょっとごめんね って言って起き上がり、ドアを開けて《ジンジン》をお部屋に入れた
その時《水玉》は窓の方に行ってしまった
魔女 「《水玉》ごめん、 さあいらっしゃい」
水玉 「・・」
魔女 「《水玉》いらっしゃい」
水玉 「・・ふざけんな」
魔女 「どうしたの? ほら・・」
水玉 「触んなよっ!」
魔女 「どうしたのさ、一緒に寝ようよ」
水玉 「何が悲しくて俺が魔女と一緒に寝なきゃならねえんだよ!」
魔女 「・・」
水玉 「んなカッコわりいこと誰がするかよ・・」
※ 《水玉》は他の猫がいない時のアトリエでも異常に甘えます
こんな《水玉》の豹変振りを目の当たりにすると、誰もが噴出しそうになる口を抑えて後ろ向きで大笑いします(目の前に本猫がいるので)
だいたいこういう時にタイミング悪く帰って来るのが《ジンジン》で
《ジンジン》はただ帰って来ただけなのにこの後《水玉》に追い掛け回され、なぜか殴られてしまうのです
《水玉》は、誰も見てない時だけ、魔女に甘えます
みんな黙ってるけど
それはみぃ~んな、知っていることで
私たちが知っているっていうことを知らないのは《水玉》だけです
私たちは魔女がもらって来たおまんじゅうを家族にあげないで、ひとりり占めして食べちゃったことも知っています
これは旨い!
恒例水遊び女 《バカチビ凜》
トイレのドアがちゅーとはんぱに閉まっていたから、頑張ってみたら開きました
魔女 「そこで何をしている!」
私 「お水を飲んでます!」
魔女 「いい加減にしなさい」
私 「いやです!」
魔女 「いいからそこから出なさい!」
わたしはまじょにかかえられ、トイレから出されてトイレのとなりの手すりに乗せられました
むりやりです
私 「どうしていけないんですか! りんをトイレに帰してください!!」
自分の声が廊下中に大きく響いたのに驚いて・・ シンとしてしまうバカチビ
時差ボケ 魔女
私的なお話で恐縮ですが・・
カントリーに目覚めたシティー育ちの弟が、自作の無農薬野菜を持ってよくやってくるのです
以前ここで書いた・・ かどうかはもう忘れましたが
この弟・・
前に会社の忘年会かなにかで
今夜は無礼講だから、と言った社長の言葉を真に受け
べろっと酔っ払って・・
専務を 『ピノキオ』 呼ばわりし
その訳を訊ねられて 「操り人形ですよお~ 」 と楽しげに答え
その後東京本社から平塚支店(神奈川県)へと左遷になり
自宅から(横浜)車通勤の途中で目に映る自然に日々感動しつつ
支店では、なんたらいうアイドルグループの中の、誰とかいう人のキャラクターの消しゴムやら定規やらを収集したものを自分の机の引き出しに山ほど隠し持ち
部下を率いて日々悪ふざけをして楽しく過ごしていたが
・・また本社に戻されてしまった
それが決まった時から、戻りたくない彼はかなり憔悴していた
先日野菜と共にやって来た弟に
大丈夫か? と訊ねると、彼は言った
「最悪だよ いまだに時差ボケが治まらないんだ・・」
時差ボケたまま かれこれ4ヶ月以上も経つ弟は・・
この日もぼんやりしていた
心の距離感もまた、時差ボケを生むんだぁ~
知らなかったわぁ