ジョン ブリアン
今日僕は吐いた
げぇ~!って2回も吐いた
それなのに魔女は心配しなかった
僕 「・・吐いた」
魔女 「今拭くわよ」
僕 「・・病院は?」
魔女 「《ボンネット》はどこも悪くなかったでしょ」
僕 「《ボンネット》じゃない! ぼくのことっ!!」
魔女 「なんで吐いたくらいで病院に行くのよ」
僕 「《ボンネット》の時はすぐに行ったじゃない!」
魔女 「《ジョン ブリアン》・・ 病院が好きなの?」
僕 「病院なんて嫌い!」
魔女 「・・じゃあいいじゃない」
僕 「そーゆーことじゃなくて!」
魔女 「じゃあ、どーゆーことなのよ・・」
僕 「魔女は僕のこと心配してないでしょ!」
魔女 「うん」
僕は怒った
ボンネットのときは大騒ぎしたのに僕には心配しないんだ! そーなんだ!!
バブー 「うひゃ~!! 魔女見て!!」
魔女 「《ジョン ブリアン》! 何やってんの!!」
僕 「こうしてやる」
魔女 「そうしちゃダメ!」
僕 「やってやる・・」
魔女 「やってやらないで! でも写真撮らせて!」
僕 「僕が吐いたっていうのに・・ う・・う・・う~~~!!」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
バブー
ちょっとこの後の部分だけ、現場をもくげきしていた《バブー》がお伝えします
《ジョン ブリアン》がくびちゅりをしようとしているのにもかかわらず
魔女が写真をとったりしたことで、《ジョン ブリアン》は本気で怒って
そのまま出窓から降りようとた
びっくりした魔女はキャメラを放り出し、《ジョン ブリアン》を途中で抱えた
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
魔女はため息をつきながら僕に言った
あんなに草を食べたら吐くのは当たり前でしょ!
そおなの?
それから魔女はゆびぇんきょぉく(郵便局ね)に行くために外に出た
僕はいつも通りお見送りだ
車のドアを開けたとたん・・ 《ユリぼうず》が中に飛び込んで言った
ユリぼうず 「さあ、ふたりとも早く乗って! 急いで病院に行きましょう! あれ?《ジョン ブリアン》はバスケットに入らなくてもいいの? あ、いいのね」
魔女 「降りなさい・・」
ユリぼうず 「魔女、お金持った? 僕らの病院代は事のほか高いからね!」
魔女 「いいから降りなさい・・」
ユリぼうず 「魔女、病院で 『どうしましたか?』 って聞かれたら 『この子が首を吊りました』 って言わなきゃ!」
魔女 「つべこべ言ってないで降りなさいっ!」
それでも《ユリぼうず》は車を降りなくて
結局魔女と一緒にゆびぇんきょおくに行ってしまった・・
水玉
夕べお客さんが来た
それで俺も酒をなめた
久しぶりだったから効いたね・・
お客さんがお化けの話を始めた
それで 「お化けっていると思いますか?」 って魔女に聞いた
魔女は、けけっけ! と笑って
「んなもんいるわけないじゃん!」 って言った
そして、家族①も同じことを言った
そこでお客さんは、「僕お化けに話しかけられたんですよ・・」 って言って
「だから僕はお化けの存在を信じてます!」 ってきっぱり言った
すると魔女は
魔女 「お化けってなんだ? それはいったいどんな元素記号のものだぃ」
お客さま 「・・」
家族② 「・・Na?」
魔女 「けっけけ!! お化けはナトリウムなのか?!」
お客さま 「・・」
魔女 「せめてP じゃねぇ? どっちかつったらPだろ! 」
家族② 「P・・?」
魔女 「知らないの? リンだよ、リン!! ふぇ~ふぇ~!!」
なにっ!! ピーは《凜》で、《凜》はお化けなのか?!
お客さん帰った
魔女は人を人とも思わない、って噂を聞いたけど
まさか、お化けをお化けとも思わないなんて・・ 知らなかった
あいつ・・ そのうち祟られるぞ・・
魔女
Wish you a Happy new year 2068
このようなメールやカードが次々届いています
昨日はネパールの新年でした
新年、あけましておめでとうございます
ネパールの皆様にとっても良い年となりますように