魔女
4日目のこの日は、早朝にマチンドラに出掛ける
バジャンを聴くためだ
・・それは2番目の目的で
勿論一番は《バブー》と遊ぶことですが・・
裏口を潜ると《バブー》が走って来た
わっ! 体中がどろどろだ!!
それでもはしゃいで飛び掛るバブーを撫でていると
人々が叫んだ
「魔女! 《バブー》を触っちゃダメ~!! おしっこまみれなのよ!!」
うっ・・ 確かに臭い
でも《バブー》がきゃっきゃ言ってる・・
もういいや! 《バブー》、遊ぼう!!
みんなが やれやれ・・という風に首を振る
Babu
《バブー》、なにしてそうなったの・・ トイレのところでころげまわってけんかした・・
だって、よその犬がベットゥーを襲うおうとしたんだもん、だから僕が守ったんだ
ほらおかあちゃん・・ ねてばかりいないで《ばぶ》におれいをいいなよ
Bajyan
Machhendara’s People
神事を司っているところのバジャチャリア氏の三男でございます
ママの遠い親戚のスニル君にございます
鳩に餌をやるのが仕事の魔女にございます
ゴージャスママ 「あぁ~ら、魔女さんじゃありませんの!」
魔女 「いつ見てもゴージャスですねえ~」
ゴージャスママ 「まあ、魔女さんったら! おあがりになって、美味しいお菓子を差し上げるわ」