軍団短編日記 | まじょねこ日記

まじょねこ日記

魔女の大切な仲間の猫たちの日常をみてください

       ブタネコ  不精猫      《ジンジン》



太り過ぎなんだよね・・


このところ忙しい魔女の帰宅が遅れて

僕らの夕食の時間が大幅に遅らされた


そんな魔女の引け目につけこんだ《水玉》が・・

「俺の食事を運んで来い!」 と大威張りで言って

魔女にご飯を運ばせた


そのあげくがこのだらしない食べ方


さすがに《ジョン ブリアン》が

「みっともないよ!」 と注意したのだが・・

《水玉》はそれを無視


軍団のヒンシュクを買った


 まじょねこ日記-Mizutama
  バブー 「《水玉》おぎょうぎが悪いよ・・」


                まじょねこ日記-Mizutama
                  ユリぼうず 「どんだけ不精なんだ・・」


あまりの行儀の悪さに、みんなの注目の的だ


         ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


  ホテル  自己診断による自発的行為   《ジョン ブリアン》



ユリぼうず 「魔女っ! 病院の用意」


魔女 「なんで・・」


ユリぼうず 「ぼーこーえんが悪化した!」


魔女 「どうしてわかる・・」


ユリぼうず 「僕はね・・ もう何年もこの病気と闘ってるのね」


魔女 「だから・・?」


ユリぼうず 「今の状態では点滴が必要なのよね」


魔女 「抗生剤を飲んでるじゃない」


ユリぼうず 「だからっ! こーせーざいじゃなくて、 

        て・ん・て・きっ!! つってんだろ!」


魔女 「・・」


魔女はそれを無視し、アトリエ用のとーゆを買いに行ってしまった

《ユリぼうず》は駐車場のバイクの上で待機し、魔女の帰りを待った


じきに魔女が帰って来て車からとーゆを降ろした

そのとたん、待機してた《ユリぼうず》は車に乗り込んだ


ユリぼうず 「早くっ!」


魔女 「なにやってる・・」


ユリぼうず 「出発するよ!」


魔女 「しないよ」


そんなやり取りが繰り返され・・

どんなに言われても《ユリぼうず》は車から降りようとしない

 まじょねこ日記-Yuribouzu

          「さあ、行きましょうか」


 まじょねこ日記-Yuribouzu

               「早よ車を出せやっ~!」

 まじょねこ日記-Yuribouzu  

      魔女 「いつまでもひとりでのってりゃいいさ、 バイバ~イ!!」

      ユリぼうず 「え・・ 病院は? 点滴は? 」 

      

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


       叫び  もののけ姫      《水玉》



俺 「おまえ・・ どした・・」


         まじょねこ日記-Ryouko
                   《涼子》

       ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


       電車 こんな日に限って・・    魔女



昨日大切な用事があって・・

家族チィと共にチャイナタウンで人と会って食事をし

そこから元町アメリカ山を通って山手のとある館に行って来た


が・・

この魔女が、何年か振りに繁華街に行こうというその日に限って

東海道線が止まり、京浜東北線も桜木町から先の下りがないっ!


ごった返す人・・人・・人・・

うぅ・・ 四面楚歌だわ!


ま、冷静沈着な家族チィのお陰で、無事に目的は果たしたものの

ひとりだったら頭が真空になりただぼんやりしていただろう


それでも、桜木町手前で全車桜木町止まりの車内アナウンスに頭がぐちゃぐちゃになってしまい、訳がわからなくなる魔女に

親切に声を掛けてくださった隣の席のおにいさん

そうか・・もしこんな場合にひとりだったら

助け求め顔をすりゃいいのね

厭世生活を送り続け、世間に疎いわたし

ひとつ勉強になったわ


山手から今度はフランス山を下って

チャイナタウンに差し掛かると

春慶節を祝うライトアップが賑やかに公園を飾っていた

  まじょねこ日記-China Town