ねこ日記 ~ 薀蓄斎 ~ | まじょねこ日記

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魔女の大切な仲間の猫たちの日常をみてください

水玉


まじょねこ日記-Mizutama 09618

叫び止めの注射だか薬だか訓練だかの効果により

《バブー》は正気に戻った


    まじょねこ日記-Babu 09617
        お腹の手術痕がちょっと痛々しい


いつの間にかお腹のに小さなハゲが出来ていて

そこを気にして舐めてばかりいる以外は、全く元通りだ

夕べは《ボンネット》と仲良く眠っていた


     まじょねこ日記-Bonnet&Babu 09617
         叫び止めの治療が効いたんだよ


俺らも久し振りに落ち着いて眠ることができた


魔女は全く《りん》の面倒は見ず

子育ての全てを俺ら任せにしている


《りん》がみんなに遊んでもらっている

《りん》に顔をぶたれても、背中を噛まれても、誰も文句は言わない  てか・・ 言えない 

小さ過ぎて、まだわからんちんだから・・


 まじょねこ日記-Babu&Rin
魔女 「《凛》!《バブー》は手術したばかりだから遊ばないで!」


         まじょねこ日記-Jyon brian&Rin
         ジョン ブリアン 「僕が遊んであげるからね」


家族② 「この子の名前、《凛》じゃなくて《薀蓄斎》にすれば良かった・・」


魔女 「ごもっともで・・」


ボンネット 「そんな名前、女の子らしくないよ」


家族② 「でも、『薀蓄斎』 がふさわしい」


俺 「いや、まったくだ・・」


ボンネット 「《水玉》は 『うんちくさい』 に さんせいなの?」


俺 「だって、まんまじゃん!」


ジンジン 「確かに・・」


ジョン ブリアン 「・・臭いよね」


ボンネット 「・・」


アゾ 「《り、りん》にしてみれば、いいにおい なんだろ」


俺 「そんな訳ないだろうよ!」


ジョン ブリアン 「だけど、よく自分が嫌にならないよね」


ユリぼうず 「あれぇ~、病院でウンチおもらししてる猫が、自分の事もかえりみず何か言ってるぞぉ~!」


ジョン ブリアン 「何で・・ここでその話を持ち出すんだよ!」


ユリぼうず 「ウンチの代表者といえば、《ジョン ブリアン》、君をおいて他に誰がいようか」


ジョン ブリアン 「おしっこ癖の悪い猫といえば誰だっけ!」


ユリぼうず 「なあんだとぉ~!!」


魔女 「やめなさい、まったく・・」

ジンジン 「《凛》さぁ・・ ひょっとしたら、ウンチの切り方が分かんないんじゃない?」


俺 「問題は切り方なのか!」


ジョン ブリアン 「《バブー》や《ボンネット》はどうだった?」


俺 「いいや・・ そんな事なかったぞ」


ジンジン 「《インジゴ》姉妹なんて、もっと赤ちゃんだったけどぜんぜん臭くなかったよ」


アゾ 「し、し、しっ」


俺 「なんだよ・・ おしっこか?」


アゾ 「し、しゅっみ じゃないだろか!」


俺 「趣味で尻を臭くしてどうするんだよ!」


アゾ 「い、い、いろんな しゅっみが あるからな・・ 知っとった?」


俺 「人間じゃあるまいし、猫にそんな趣味の悪いヤツなんていねえよ!」


家族② 「とにかく臭過ぎるんだよ」


ジョン ブリアン 「家族①が気にしてお尻を洗ってるけど、おおいに嫌がってふんぞり返ってぎゃんぎゃん鳴いてるよ」


アゾ 「ほだ・・」


俺 「なんだ・・?」


アゾ 「や、やっぱ、しゅっみ なんだ・・」


ジンジン 「ウンチの切り方が分かんないんだよ」


ジョン ブリアン 「ウンチが悪いんじゃない?」


俺 「何だよそれ・・」


ジョン ブリアン 「性質の悪いウンチなんだよ」


俺 「悪いのはウンチかよ、 じゃあどうすりゃいいだよ!」


ジョン ブリアン 「う~む・・」


ユリぼうず 「見守ってあげなさい」


家族② 「そんな・・ どんだけ我慢すりゃいいのさ!」


ユリぼうず 「如何ほどにも・・」


家族② 「どれほどだよっ!」


ジンジン 「やっぱ、ウンチの切り方を教えればいいんだよ」


家族② 「どうやって!」


ジンジン 「う~む・・」


ユリぼうず 「じゃあ、《凛》という名を撤回して、そのまんま《薀蓄斎》にすれば問題は解決するじゃない?」


俺 「しねえよっ!!」


話し合いにもなんない話しをして・・

バカな一日が終わろうとしていた


そんな中・・


「ま、まじょ、話があるんだが・・」


《アゾ》がとんでもない事を言い出した


つづく