大家族・・ | まじょねこ日記

まじょねこ日記

魔女の大切な仲間の猫たちの日常をみてください

ジョン ブリアン


僕だってひとりになりたい時があるんだ

たまにはね・・


だけどここじゃあ・・

お昼寝してても気づくと隣に誰かがくっついて寝てるし


ご飯を食べてれば・・

自分の分をわっしゃわっしゃと食べちゃった早食い猫が

遅食い猫の僕に向って 

「《ジョン ブリアン》、そのご飯残す?」

って、しつこく聞きながら勝手に僕の後ろに並んでいるし


空を飛ぶ練習でもしようかな・・

って思って猫ハウスのてっぺんに上ると

すぐに他の猫も上って来て込み合うし


まじょねこ日記-Jinjin,Jyon&Babu
僕 「これじゃぁ 飛ぶ練習なんてできないじゃん!」


だからって・・

外に出れば寒いし


夜は夜で・・

毎晩軍団が一丸となって宴会を繰り広げ

それはそれで楽しいんだけど

なにも朝まで騒ぎ続ける事はないんじゃない?


それで宴会の途中で眠くなって・・

コタツに潜ってひとりで寝ようとすると

目下、寝かしつけに凝っている《バブー》が入って来て

「《ジョンブー》・・ ネンネデシュヨォ~ ネンネダヨォ~」

って言いながら

小さな体で、むりやり僕を抱きかかえようとするんだ


大家族で生活するって、本当に大変だ


今日だって、僕が魔女にどうしてもお話したいことがあるっていうのに

みんながみんな、魔女にいろんな事を言って

僕の話なんてちっとも聞いてもらえない・・


 まじょねこ日記-Jinjin
ジンジン 「魔女、見て・・《水玉》に鼻を引っかかれた・・」

魔女 「叱っておくから・・」

 
      まじょねこ日記-Bonnet 0929
      ボンネット 「まじょ、ぼくの ごはんが ない」

      魔女 「お花なら枯れたから捨てちゃったよ・・」


 まじょねこ日記-Mizutama
アゾ 「ま、まじょ、見て見て! 《ミジャタマ》が すっごい かっこうで 寝ておるが どーでしょー」

魔女 「無防備もいいとこだな・・」


     まじょねこ日記-Jinjin&Babu
     バブー 「▲※■+◇×★★★ あせる

     魔女 「わあ! 大変だ!!」


 まじょねこ日記-Yuribouzu

 ユリぼうず 「魔女・・ お腹が痛い・・」

 魔女 「《ユリぼうず》、いったい何を食べたんだ!」
 


僕 「魔女! 僕だってお話したい事あるんだよ!」


      まじょねこ日記-Jyon brian


魔女 「どうした、《ジョン ブリアン》 そんな怖い顔をして」


僕 「僕みたいに手がかからない子はいつだって後回しじゃない、 僕のお話もちゃんと聞いてよっ!」


魔女 「ごめんなさい・・ で、お話ってなあに?」


僕 「僕・・」


魔女 「どうしたの?」


僕 「僕ね・・」


魔女 「お話したいことがあるんでしょ?」


僕 「・・僕、お薬かくした」


魔女 「げっ! また隠したの!!」


僕 「探してみてね、 今度はむつかしいよ!」


魔女 「おまえが一番手が掛かっとるじゃんけぇ~!!」