贈り物 | まじょねこ日記

まじょねこ日記

魔女の大切な仲間の猫たちの日常をみてください

ジョン ブリアン


昨日、宅急便が届いたんだ

会った事のない ぶうこさんから


ボンネット 「◎■α×÷+λ!!


水玉 「こいつ、何言ってんだ・・」


ユリぼうず 「 『ハヤク アケテ!! って」


魔女 「よしっ、開けるぞぉ~」


僕ら 「ワーワー! キャピキャピ!!」


僕ら 「・・ ・・ うわあああ~!!!」


水玉 「すげえ・・」


ジンジン 「僕らのご飯だ・・」


ボンネット 「ピャーピャー!ピキピキ! ンマンマ!!」


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僕 「魔女、お手紙入ってる?」


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魔女 「えっと・・ ないみたい」


僕  「・・汗


魔女 「もう一回探すから・・」


ボンネット  ガブガブッ!  グイ・・グイッ!!


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魔女 「《ボンネット》、やめなさい! ・・?それにしてもこの袋は何だろう・・」


アゾ 「ね、ねっこごっはんじゃ ないんじゃないかの?」


魔女 「やったあ! フルーツジェリーだあ!!」


インジゴ 「じゃあ、それは私のね!」


魔女 「え・・」


僕  「魔女、おてがみ・・」


魔女 「・・待って、ジェリーの袋の底に何かある  カードだ! 《ジョン ブリアン》、お手紙だよ!」


僕  「見せて! わあ、《伐》だ・・ 魔女、《伐》だよ!!」


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魔女 「何もそんなに目を近付けなくてもいいでしょう・・」


僕  「《伐》だ!《伐》だ!」


魔女 「お手紙、読んであげるね」


僕  「いい・・ 僕がひとりで読む」


水玉 「おまえ字なんか読めないじゃないか」


僕  「ボスの手紙で練習した ・・だから読めるもん 」


魔女 「そうだね、じゃあ読んでごらん」


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僕  「・・ ・・ みなさま おげんきですか 《ジョン ブリアン》はびょういんで いっしょけんめにがんばったからえらいです ・・ みんなで ごはんを いっぱい たべてください  こうきゅう かんづめで おたんじょうかいを しましょう それを たのしく しましょう ・・ わたしは かわに おちた ねこを かいます さようなら」


みんな 「・・・」


アゾ  「す、すっごいな!」


魔女 「・・あ、それと・・ 《ユリぼうず》と《アゾ》、お誕生日おめでとう☆ って書いてあるみたいだけど・・」


僕  「あ・・ うん、書いてあるよ!」


ユリぼうず 「ありがとう!!」


アゾ 「あ、あじがとう ごっじゃます!」


魔女 「《ジョン ブリアン》、箱の中にボールが入っているでしょ、それ・・《今日ちゃん》と《伐》にお供えして来ようか」


僕  「うん、1個は僕がくわえて行くね」


魔女 「じゃあ、魔女はもう一個を持って行くね」


みんなが箱を覗いている間、僕と魔女はお庭に出て

《今日ちゃん》と《伐》のお墓にボールをお供えした


僕はお墓の前で・・ 心で言った


このボールは、どこかの知らない人が送ってくれたんだよ。 ぶうこさんっていうんだって。 でもね、ぶうこさんは日記をよんでくれいて、《伐》の事も、《今日ちゃん》の事もちゃんと知っているんだ。  

《伐》、《今日ちゃん》、僕が病気で苦しい時に、ずっと側にいてくれてありがとうございます。 そしていっぱい励ましてくれた。 家族も、知ってる人も、知らない人もみんなも祈ってくれたんだって、だから僕はニャバーランドに行かないように頑張っんだね。 

昨日、病院で先生が言ってた・・ 「ほんと言うと、最初に診た時、この子はもうダメだと思ったんですよ」って。 でも僕はこんなに元気になれたよ。 それはみんなのお陰なんだ。 

僕は、《伐》と《今日ちゃん》が毎日いなくて・・淋しいです


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それからも僕はお墓の前にいた

そこで僕はお供えのボールが風が吹く度にふぁ~ふぁ~揺れるのをずっと見ていた


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魔女より

ぶうこさん、失礼ながらこの場でお礼を言わせていただきます。 住所も電話番号書かれずに・・ 同じ猫好きの仲間、というだけなのに、このように軍団を案じ、また思って下さり、そして子猫のボンネット、魔女にまで (インジゴは自分にだと決め付けていますけれど・・) 気遣いいただきました事・・ 本当にありがとうございます。心からのお礼を申し上げます。

ぶうこさんやボスのおかげで軍団たちの心に変化が起こっています。 それはまた後日・・


軍団より

たくさんの高級缶詰をありがとうございます! びっくりして、それからはうんと嬉しかったです。 缶詰はお誕生会とか、ハロウィンとか、お盆の時とかに食べると思います。 それまで僕たちは、いつもお腹の空ている魔女に僕たちの缶詰を食べられないように気をつけなくちゃいけません。  

それから、僕たちの日記を読んでくれてありがとうございます。 だからこれからもみんなで日記を張り切って言います! 

ぶうこさんの猫たちによろしく言ってください。 それはいっぱい言ってください。