わけがわかんない日 | まじょねこ日記

まじょねこ日記

魔女の大切な仲間の猫たちの日常をみてください

ジョン ブリアン


jyonbri0761


ぼくはゲズゲズ(たぶん、グズグズだと思う)寝てばかりいたら

どっかから声が聞こえた

あれっ、っと思ってきょろきょろしたら


《ばつ》 がふぁ~ふぁ~してた



ぼく 「 《ばつ》!!」


伐  「日記、どした、 なんでみんな言わないんだ?」


ぼく 「だって・・ ぼくら、《ばつ》 いなくて、楽しくなくて、さみしくて」


伐  「それは何か! 俺がいないと誰も日記を言わない、って事なのか?」


ぼく 「そおだよ、だれも言わないの・・」


伐  「そんなのダメだ! 俺、待ってるんだぞ・・ 

    みんな何してるかな?って楽しみに待ってるんだぞ」


ぼく 「楽しいこと、ないもん・・」


伐  「どんな事でもいいから聞かせてくれ、でなきゃ俺が淋しいぞ・・」


ぼく 「どんなことでもいいの?」


伐  「どんな事でもいいさ」


ぼく 「にっき、言えば 《伐》 はさみしくない?」


伐  「そうだ、 だから頑張れ! 

    それからな 《ジョン ブリアン》、もっと漢字を覚えろ」


ぼく 「わかった、ぼく、がんばる・・」



それで今日、ぼくはニャバーランドの 《ばつ》のためににっきを言うことにしました



きのうのことなんだけどね


《水たま》 が、ばんご飯の時にいなくて

《水たま》 の分のご飯がテーブルの上においてあった


ぼくはじぶんの分を食べおわって

( あら、《水たま》 のご飯がまだあるぞ ) と気づいて

いすに乗っかって首を長くしてそれを食べちゃったの


それで、ぼくはそのことをしょうじきに言わなきゃ、と思って


「まじょ~、ぼくは 《水たま》 の分のご飯を食べましたぁ」

ってはきはき言ったら


まじょはとつぜんこわい顔をして


「何やってんの 《ジョン ブリアン》! ダメでしょ、人のご飯を食べちゃ! ×▲α■×Σ×××!!!!」

っておこった

しかも後半は 【ねこご】 でおこった


ぼくはしょうじきに言ったのにしかられたから、ぶっくりしてオロオロし出した

心がオロオロ、オロオロして

どうしたらいいかわかんなくなって

台所にある、たなの上のご飯をたくきかいの後ろのせまくて暗いところに入ってきちんとすわってみた


まじょやかぞくがぼくを見て

「なんでそんな所に座ってるの?」 って聞いてきたけど


だまってきちんとしてすわりつづけた


すごい長い時間、そこにいた

人間のご飯も終わって、みんながテレビの方でくつろいでて

台所はでん気がけされてまっくら


ぼくはいやになっちゃって

じぶんのいた場所からとびおりて

反対がわにあったねこトイレになんでだかそのままとびこんだ

そしたらそこで、 「ぷう~~う~~」 っとおならが出ちゃった


それで、もう自分がどうしたいんだか、どうしたらいいだかぜんぜんわかんなくなっちゃって


だから、まじょのおひざに乗っちゃおう・・

ぼくは人のおひざにはめったに乗っかったりしないんだけど

今日はおそるおそるおひざに乗っかって

それから、りょう手で顔をぜんぶかくした

すごくはずかしかったからかくした


じきに夜のおやつの時間になって

ちよちゃんがみんなのおちゃわんにカリカリを入れてくれたけど

ぼくは食べないほうがいいと思って

そのままおひざに乗っかってあいかわらず顔をかくしていた


するとおやつを食べ終わった 《ユリぼうず》 が

ぼくの前に来ていきなり 「げぇぇぇ~~」 ってはいた


ぼくはぶっくりしてまじょのおひざからとびおりて

台所の方ににげた


そこにはみんなが残したカリカリがあったから

思わずカツガツ食べた

そしたらカリカリがのどに引っかかっていきなりはいた

カリカリだけじゃなく、自分が夕方食べたかんづめのばんご飯を 《水たま》 の分も勢いで全部はいちゃった


ヨタヨタして居間にもどったらみんながまじょにくっついてねてた


ぼくだけポツンとしてる


どうしたらいいかわかんない・・


ぼくが入るすきまがなくて

まじょのおなかにくっついている 《インジゴ》 の上に乗っかってみた

ぼくのせいで 《インジゴ》 が苦しくなってどいた


ぼくはそこで丸まって眠った

おなかがへってつらかったけど

眠っちゃえば何もかも終わると思った


で、なにが終わるんだっけ・・・?



《ばつ》、ぼくのにっきはやっぱり変だね

みんなみたいにはじょうずに言えない・・


《ばつ》 みたいにうまく言えないよ・・

いっしょけんめいに言ったんだけど


うまくできなくてごめんなさい・・