ツナ缶とマタタビ | まじょねこ日記

まじょねこ日記

魔女の大切な仲間の猫たちの日常をみてください

涼子


ryouko061115


朝ごはんを食べた後、いつも通りみんなでお庭に出た



ジョン  ブリアン 「 《ユリぼうず》、つかまえごっこしようよ!」


ユリぼうず 「いいよ!」


ジョン ブリアン 「 《ユリぼうず》 がおにだよ!」


ユリぼうず 「待て~! 《ジョン ブリアン》 の足っ」


ジョン ブリアン 「キャ~!にげろ~ 《ジョン ブリアン》

               にげるんだぁー!キャ~!キャ~!」


伐  「自分で自分に掛け声かけてる・・ 変なヤツ・・」


ユリぼうず 「ん?・・・」


ジョン ブリアン 「 《ユリぼうず》、なに立ち止まっているの?

  早くぼくを追いかけてよ!!」


ユリぼうず 「ん???」


ジンジン 「どうしたの?」


ユリぼうず 「これ・・」


伐  「なんだよ、 これって・・ なに!?」


水玉 「どうしたの? ん・・ん・・?」


私  「みんなどうしたの? エッ・・ 」


インジゴ 「ツナ・・缶?」


伐  「しかも人間用だし・・」


水玉 「ふた、開いてるし・・」


ジンジン 「すっごくいい匂いだし・・」


私  「高級だし・・」


みんな 「・・・・・」



いきなり 《伐》 がそれを食った!

私は怒った!


《伐》 が顔を突っ込んでいるのにかまわず、利き手で缶を引っ張った

《伐》 は目の前からツナ缶が消えたのでキョロキョロした

私は自分の前まで缶を寄せて、顔を突っ込んで必死に食べまくった


食べながら上目づかいであたりを見たら

《ジョン ブリアン》 のあきれたような顔が目に映った

私はツナ缶を全部食べつくして逃げた



すごくしばらくたって家に戻ったら

男軍団がアトリエのOBが届けてくれたおみやげに食らいついてた

それは単なる木の棒で・・

マタタビという木の棒で・・

いったい何なの・・ この猫たち・・


mizutama07210

batu0710

yuri07210


それにしても

あのツナ缶、何だったんだろう・・


私は明日朝ごはんの後一番でお庭に出てみようと思った

そんな事を考えていたら・・

こっちをにらんでいる 《伐》 と目が合った



    火花が散った