涼子
![ryouko061115](https://stat.ameba.jp/user_images/6d/28/10011996113_s.jpg?caw=800)
朝ごはんを食べた後、いつも通りみんなでお庭に出た
ジョン ブリアン 「 《ユリぼうず》、つかまえごっこしようよ!」
ユリぼうず 「いいよ!」
ジョン ブリアン 「 《ユリぼうず》 がおにだよ!」
ユリぼうず 「待て~! 《ジョン ブリアン》 の足っ」
ジョン ブリアン 「キャ~!にげろ~ 《ジョン ブリアン》
にげるんだぁー!キャ~!キャ~!」
伐 「自分で自分に掛け声かけてる・・ 変なヤツ・・」
ユリぼうず 「ん?・・・」
ジョン ブリアン 「 《ユリぼうず》、なに立ち止まっているの?
早くぼくを追いかけてよ!!」
ユリぼうず 「ん???」
ジンジン 「どうしたの?」
ユリぼうず 「これ・・」
伐 「なんだよ、 これって・・ なに!?」
水玉 「どうしたの? ん・・ん・・?」
私 「みんなどうしたの? エッ・・ 」
インジゴ 「ツナ・・缶?」
伐 「しかも人間用だし・・」
水玉 「ふた、開いてるし・・」
ジンジン 「すっごくいい匂いだし・・」
私 「高級だし・・」
みんな 「・・・・・」
いきなり 《伐》 がそれを食った!
私は怒った!
《伐》 が顔を突っ込んでいるのにかまわず、利き手で缶を引っ張った
《伐》 は目の前からツナ缶が消えたのでキョロキョロした
私は自分の前まで缶を寄せて、顔を突っ込んで必死に食べまくった
食べながら上目づかいであたりを見たら
《ジョン ブリアン》 のあきれたような顔が目に映った
私はツナ缶を全部食べつくして逃げた
すごくしばらくたって家に戻ったら
男軍団がアトリエのOBが届けてくれたおみやげに食らいついてた
それは単なる木の棒で・・
マタタビという木の棒で・・
いったい何なの・・ この猫たち・・
それにしても
あのツナ缶、何だったんだろう・・
私は明日朝ごはんの後一番でお庭に出てみようと思った
そんな事を考えていたら・・
こっちをにらんでいる 《伐》 と目が合った
火花が散った