数あるブログから見つけて下さってありがとうございます。
毎度、愛知県岡崎市にあるお香屋・筆もじ屋の創作香房『真仁堂～majindo～』店主の田中仁美です。
プチセミナーでお香の歴史など
「お香」についてお話しさせていただきました。
そこで！セミナーでお話しした内容の一部を少しだけお伝えしますね。
「香道」と「お香づくり」について
日本ならではの香りの文化が好きで、
“お香をもっと楽しみたい”
“もっと深めたい”
と考えている方も多いかと思います。
実はお香には「香道」と「お香づくり」
この2つの楽しみ方があります。
日本には伝統的な香りの文化として「お香」がありますが、
お香には魅力がいっぱいつまっています！
・お香の歴史や文化
・お香の伝統
・お香のスピリチュアルな効果
・お香の香りそのもの
などなど。
もっとお香について知りたい！
もっと深めたい！と考えている方の中には、
お香と言えば「香道」というように
「香道」に興味を持っている方もいるでしょう。
では香道とは何でしょうか？
香道とは、天然香木である
沈香（じんこう）の香りを楽しむ日本独自の香りの芸道です。
香道の原点は何よりも、香りそのものを楽しむことにあります。
お香好きな方の中には、平安時代にはすでに、お香を部屋にたき込めたり、衣装にたきしめたりと、香りそのものを楽しむ雅な文化があったことはご存知かも知れませんね。
その後、室町時代に今の芸道の祖となる香の体系が作られ、
公家の三条西実隆公を祖とする
「御家流（おいえりゅう）」
武家の志野宗信を祖とする
「志野流（しのりゅう）」
という香道の二大流派が誕生しました。
江戸時代に入ると香は生活文化として、
また遊びの文化として町人の間にも広まっていきました。
この香道には、主に2つの要素があります。
沈香の香りを聞き鑑賞する「聞香（もんこう）」と
香りを聞き分け競い合う「組香（くみこう）」の2つです。
組香遊びの代表である『源氏香』は、暫し着物や帯の柄としても用いいられるほどです。
また、香道では香りを「嗅ぐ（かぐ）」のではなく「聞く（きく）」と表現します。
では自分で香りを作れる「お香づくり」とは・・・
まだ広く知られていないのですが、お香には香道の他に自分自身でお香を作る！
という楽しみ方もあります。
これ、実は私がやってることです。
テーマに合わせ香料選びから調合、仕上げまで、
お香づくりのスペシャリストのことを、
香りを司ると書いて
「香司 (こうし) 」といいます。
どこか神秘的な響きで素敵ですよね。
買ったお香では、どんな材料が混ざっているか不安な方も、
自分で作れば天然100%！香原料にこだわったものが作れます。
ご自身でオリジナルお香を作りたい方や、
香りを楽しむだけでなく、
お香の販売をしたいというように、
お香をお仕事にしたい方にもにもお勧めです。
お香の楽しみ方として「香道」と「お香づくり」の2つをご紹介しました。
どちらの方法も、香りを通じて心を癒し、豊かな内面の世界へと導いてくれます。
今日も幸せありがとうございます✨
＼あなたを笑顔にするモノづくり／
お香つくりの時間が心の癒しになりますように・・・
お香から繋がるよきご縁
良き香りあるところ
悪しきもの近寄らず
大難は小難に
小難は無難に
香りのチカラで皆様よき一日を✨
～手作りだからこそできる、世界に一つしかない香がここにあります～
どうぞよしなに
最後までお読みいただきありがとうございます。
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