今日は休日診療しています。

医師会に入っていると定期的にこういった業務が回ってきます。

若い頃は1晩当直して寝る暇もなく次の日に外来やオペがあったのでそれに比べれば人間らしい生活が出来ていて感謝です。


今日も沢山患者さんが来ましたがその中で頭に釣り針が刺さったという方が来ました。

釣り針の厄介な所は返しが付いているため普通にやっても抜けないということです。

その場合抜き方は

☆針の半径を予想してその部位に麻酔し、針を無理やり進めて皮膚から貫通させて抜く

☆針の根元を麻酔して返しの分だけ切開して引っこ抜くか


腕とかであれば前者を選択することが多いですが今回は頭皮で髪の毛が多く視野が悪いこと、頭皮が固くて針を進めようにもなかなか進まなかったことから針の根元を切開して抜きました。



この返しが厄介ガーン
今回は無事取れてレントゲンも念の為撮影して針の破片が無いことを確認して処置終了としました。