亀の歩みの夏の旅行の振り返り。ようやく、ギリシャ島巡りの旅 Part2: ミコノス島&デロス島。
(Part1: ザキントス島はこちら
https://ameblo.jp/maizo0414/entry-12553340799.html)
エーゲ海で1、2を争う人気スポットのミコノスはとにかくphotogenic。
青い空と白い建物のコントラストにブーゲンビリア等の花が咲き乱れ、どこをとっても美しい。地質は花崗岩質で白っぽく、降水量が少なく風が強いためか植生に乏しく、緑が多かったザキントスとも、黒い玄武岩質のサントリーニとも全く島の様子が違う。
でも、歴史的に断然面白いのは、ここから船で30分のところにあるデロス島。ここはペルシャとの戦いに備えてギリシャ都市国家が結んだ「デロス同盟」の本拠地が置かれていたことで有名な島。ミコノスもデロスもキクラデス諸島の一部だが、キクラデス(Cycladic)とは、「デロス島を囲んでいる」を意味することからも、その歴史的重要性が伺える。
島にはキントス山という標高110mの小さな山があるが、ここに登るとキクラデス諸島の島々がぐるりと見渡せ、古来からエーゲ海の中央に位置する要衝であったというのが実感できた。
ここはギリシャ神話で太陽神アポロン、月の女神アルテミス誕生の地とされているが、それもこの地理的な重要性から来ているのだろうと思われる。島全体が世界遺産となっていて、神殿、古代劇場の遺跡などにかつての栄光が伺えた