ギリシャ島巡りの旅 Part1: ザキントス島「紅の豚のアジト」 | ジュネーブに暮らす

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季節外れながら、夏の旅行の振り返りを。
まずはギリシャ島巡りの旅。ザキントス、ミコノス、デロス、サントリーニ、ニアカメニ、ロードス、クレタ、と周遊したギリシャ島巡りの旅は、歴史、街並み、地質、植生等、いずれの島も個性豊かで多様性に富み、興味が尽きなかった。

 

今回はトップバッターのザキントス。ザキントスでのテーマは、「紅の豚のアジトでフィオになりきって泳ぎたい!」

 

 

「アジト」のモチーフの一つと言われているシップレック(難破船)ビーチには、その名のとおり白い砂浜に難破船が鎮座している。タバコの密輸船が1983年にこの浜で座礁して以降、この名がつけられたのだとか。何だか、紅の豚の空賊のストーリーとも被って一人愉快な気持ちになる。

 

このビーチは石灰岩の海食崖に囲まれ、船でしか出入りが出来ないところが「アジト」との共通点だが、岩のトンネルを潜り抜けて入る静かな入り江の「アジト」とは違い、入り口はオープンで波が高く、その辺りのイメージはあまり近いとは言えない。

 

地中海では綺麗な海を沢山見て来たけど、ここはまた目の覚めるような鮮やかな青と石灰岩の白とのコントラストに溜息が出るようだった。

 

ザキントスはウミガメの産卵地としても有名で、シップレックビーチからの帰りには船から、期せずして生まれて初めてウミガメを見ることが出来た。

 

シップレックビーチまでの往復の船からの景色も美しく、青の洞窟的なところで泳いだりもした。