二日目の共通テストも終了し自己採点が済み、塾・予備校の合格リサーチの最盛期ですね。
前回からの続きですが、センター試験自己採点により現実をつきつけられ、息子も私も悩みに悩みました。
チャレンジ校で勝負するのか、地方国公立で妥協するのか、あるいはその中間層にするのか。
併願する私立5校はすでに決定済み。
息子には譲れないラインがあり(金銭的なこともありますが)、それより下位医学部を受験するつもりはなく、よって合格確実な滑り止めは存在せず。
難関大学合格へ理想を求めるのか、少しでも早く医師になる現実を求めるのか。
正直、国立医学部において偏差値で上・下に見るのは受験期の僅かな期間だけ。
受験の時には難関国立大学であっても、将来を見据えると私立御三家未満に成り下がる大学もあります。
つまり医師の立場から言えば、受験偏差値に見合わない大学はいくつもあります。
いい意味でも悪い意味でも。
大学入学の先にヒトと競う受験勉強はなく、その先にあるのは、まずは確実に医師になり、「如何にいい医師になるか」。
そうは言っても、決めるのはここまで頑張ってきた息子本人。
国公立出願期限まで約2週間、悩みました。
国公立前期は何校も受けられない、たった1校の一発勝負。
その勝負はセンター試験から始まっており、その結果をもって出願先を選ぶのも、ある種賭けのような勝負。
どこに手持ちコインをベットするか…
一攫千金か、手堅くいくか。
東大には東大受験生しかいない。
医科歯科には東大受験生はいない。
千葉大には東大、医科歯科受験生もいない。
横浜市大には東大、医科歯科、千葉大受験生も…
つまり地方国公立には難関国公立受験する敵は皆無。
いくつも受験できる私立医学部受験とは異なり、国公立には受験者層の棲み分けがガッツリできる。
それだけに…悩ましい。
その間に容赦なく私立医学部入試が入り込んでくる。
悩みに悩み、そして結論へ。