朝比奈 志歩

 

こんにちは。

朝比奈です。

 

年が明けると早々に気になり始めるのは

2月頭から増えてくる「花粉症」。

 

昨年の夏はかなり暑く、日照時間も長かったため、

2023年は特に花粉が多く飛ぶと

予測されているそうなのですガーン

 

今のうちから、早めの対策が大切ですね。


日本人の約4人に1人が花粉症だといわれています。

今回は、

そんな花粉症のケアとして期待されている
水素の側面についての大辞典です。

 


ご存じの方も多いかと存じますが、
花粉症は「アレルギー」の一種です。

では、
「アレルギー」とはなんでしょうか。


■アレルギーとは

私たちの身体には
細菌やウイルスなどの病原体が入ってきたときに
それらを除去して身体を護る「免疫」という機能があります。

細菌やウイルスなどに感染すると
「自然免疫システム」が活性化し
それらを体内から迅速に排除しようとするのが

「免疫」機能です。

この免疫機能が過剰に反応してしまうことを
「アレルギー反応」と呼んでいます。


■免疫とは

細菌やウイルスに感染した時、体内で
「炎症性サイトカイン」が産生されます。

「サイトカイン」とは
細胞同士が連絡を取り合う信号のことです。

炎症を「体の中の火事」と考えると
火の手を強めるものが「炎症性サイトカイン」。

感染が起こっている場所に
細菌を殺すためのたんぱく質を動員し
炎症を強めることで病原体を排除します。

その結果、
鼻や目の粘膜の細胞の炎症、つまり
くしゃみや鼻水、鼻炎、目のかゆみなどといった
症状が引き起こされます。

風邪をひいたりすると、治癒の過程で
鼻水やくしゃみが発生するのが一例です。

アレルギー反応の場合は

この免疫機能が過剰に働き、
本来は異物ではない食べ物や花粉などを
「異物」と認識して排除しようとします。


その結果、
鼻炎や目のかゆみなどの炎症反応が出ます。

アレルギーでお困りの方にとって

これらアレルギー反応、炎症のケアは
日常生活を大きく左右する重大な問題でいらっしゃる事でしょう。

 

■アレルギーと水素

実は、花粉症などの
アレルギーをケアできる可能性があるものとしても
水素が注目を浴びています。

なぜ、水素が花粉症をはじめとする
アレルギーに効果があると期待されているのでしょうか。

全体のメカニズムはまだ解明されていない点も多く
医学的な研究も

今後の成果が大いに期待されるところですが

現在、判明している水素の作用から見ると、以下のように、
いくつかの要因が重なり合っているのではないかと考えています。
 


1)抗酸化作用(活性酸素を除去する作用)

従来より注目されていたことではありますが、
2005年に活性酸素が炎症やアレルギーを悪化させることが
研究発表によって明らかになりました。(※1)

アレルギー反応によって炎症がおこった箇所には
悪玉活性酸素が大量に発生し、より症状が悪化するという
ネガティブスパイラルが起こります。
 

水素はこの悪玉活性酸素を除去することができるので

(水素大辞典「水素の抗酸化作用」参照)、
悪化のネガティブスパイラルを断ち切り
副作用なく炎症を抑えることが期待できます。


2)抗炎症作用

水素は以下の「抗炎症作用」があります。
 

 ・炎症を悪化させる悪玉活性酸素を除去する作用
 ・炎症を拡大する「炎症性サイトカイン」の生成を抑える作用
  (水素大辞典「水素の抗炎症作用について」参照)

花粉症による鼻炎や結膜炎、咽頭炎などの

アレルギー性炎症にも
この抗炎症作用が作用すると期待されます。


3)抗アレルギー作用

2014年には、日本医科大学大学院太田成男教授らによって、
水素には抗酸化作用以外にも

抗アレルギー作用があることが報告されました。
 

(この発表では、抗アレルギー作用の他、
 抗炎症作用、抗アポトーシス作用、、脂質代謝改善作用、神経保護作用、血管拡張作用、シグナル伝達の調節作用などの
 新しい作用を示すことが報告されています。)
 
また、2009年に発表された研究(※2)で、マウス実験において
「水素が急性アレルギー反応を抑制する」という結果も発表されています。

・・・

以前は、
「酸化」「炎症」「アレルギー」は別々のものと捉えられていましたが
現在、これらは負のスパイラルで密接に関わっているらしいことが分かってきました。

どういう順番や、どういう関係でつながっているかなど
詳しいメカニズムはまだ研究段階ですが
この負のスパイラルをどこかで断ち切れば
健康状態がとてもよくなるといえます。

この負のスパイラルの根本原因も活性酸素ですので
水素はこれら負のスパイラルを断ち切ることができる物質として
大きな期待を浴びています。

花粉症対策の第一歩は

アレルゲンである花粉を取り込まない

なるべく触れないことや

 

 

食事などへの配慮、

小腸を冷やさずに免疫細胞が活動しやすくするなどが

あげられますが

 

原因そのものを根治抑制する原因療法として

高濃度水素吸入に期待が集まっています。


・・・


※1
一條秀憲(東京大学大学院薬学系研究科 教授)、および松沢厚(同 助手)らの研究によって
「活性酸素が病原体感染によって起こる
 炎症やアレルギー反応を促進する作用を持つこと」、及びその新たな仕組みが発見されています。

それまで、水素が活性酸素除去作用を介してアレルギーに作用することは知られていましたが、
この研究では、水素が情報伝達系に作用するという
新たな作用メカニズムを有する情報伝達分子であることが明らかにされました。

 

この結果は2005年5月1日付の米国科学雑誌「Nature Immunology」オンライン速報版で公開されました。

(参照)
科学技術振興機構報172号「活性酸素が炎症・アレルギー反応を活性化する新たな仕組みの発見」
https://www.jst.go.jp/pr/info/info172/index.html

※2
2009年 岐阜国際バイオテク研究所、名古屋大学医学部他による研究(2009.09.047 Biochem.Biophys.Res.Commに発表)
「Molecular hydrogen suppresses FcepsilonRI-mediated signal transduction and prevents degranulation of mast cells.」
(分子状水素は免疫系のFcε-RIを介する情報伝達系を抑制して肥満細胞の脱顆粒を阻害する)

分子水素を含む水素水摂取によってマウスの急性アレルギー反応を抑制する事を明らかにした。
今回分子水素が一酸化窒素(NO)と同じようにガス状情報伝達系に作用するという
新たな作用メカニズムを有する情報伝達分子である事が明らかになった。

論文全体:
US National Library of Medicine National Institutes of Health
「Molecular hydrogen suppresses FcepsilonRI-mediated signal transduction and prevents degranulation of mast cells.」
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/19766097

 
<参考文献>
・ウォルター先生水素のはなし
  (株)産学社/著者:おおたふみあき/監修と解説 太田成男(日本医科大学教授)
・アレルギーポータル/一般社団法人日本アレルギー学会 https://allergyportal.jp/
・公益社団法人日本生化学会 生化学 Vol.87 No.1
 「水素医学の創始,展開,今後の可能性:広範な疾患に対する分子状水素の予防ならびに治療の臨床応用へ向かって」
 https://seikagaku.jbsoc.or.jp/10.14952/SEIKAGAKU.2015.870082/data/index.html

 

 

 

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