サロン近くの食料品店で
「酸処理していない海苔」を使った
おにぎりを見つけました♪
ちょっとうれしい。
◆海苔の酸処理って？
今、一般的に購入できる海苔は
「酸処理剤」という薬品を施したものが
ほとんどです。
「酸処理」とは、海苔の病気を予防したり
色艶を良くしたりするために
海苔を養殖網ごと「酸性の液」に浸し
再び海苔に戻す処理のこと。
海苔は
満潮時は海の中につかり
干潮時は水がなくなって
空気や太陽光を浴びるような場所で育つものなので、
昔ながらの養殖海苔は
そのような環境を選んで育てていたそうです。
しかし次第に大量生産が進むにあたり
干潮時でも水のなくならない場所でも
海苔の養殖がおこなわれるようになりました。
従来は
干潮時に空気や太陽の光を浴びることで
雑菌や病原体が除去されていたのですが
それがなくなることで
病気にかかりやすくなるので、
その代わりに
行われるようになったのが「酸処理」です。
酸処理はクエン酸や酢酸、
リンゴ酢などの有機酸をつかうようですが
より有害な塩酸、硫酸、リン酸などの無機酸を使う業者もあるようです。
◆酸処理していない海苔って、美味しい。
酸処理をすると
海苔の風味が抜け、硬くなり
味も落ちる、と言われます。
それを知って、
自宅で酸処理をしていない海苔を買ってみたら
そのおいしさにびっくりしました。
私は味のしない焼きのりよりも
味付け海苔が好きだったのですが
酸処理していないのりは
味も香りもよくて
これを味付け海苔にしてしまうのはもったいない、
そんな海苔でした。
美味しい上に、
身体にも負担が少ないだろうと思い、
それ以来、
海苔は酸処理してないものを選んでいます。
「酸処理していない」「無酸処理」などと
記載のある海苔、
機会があれば試してみてください。
ちなみに、2015年に
「有明海で長年続く魚介類の不漁は酸処理剤が原因」として、
福岡、熊本、佐賀、長崎の４県の漁業者ら約２００人が
酸処理剤の使用を禁止しない国に損害賠償を求める訴訟を起こしています。
（https://www.sankei.com/region/news/150306/rgn1503060073-n1.html）
当然のことながら、産処理は
環境にも負荷がかかる処理のようです。
・・・
で、先日
サロン近くのパントリーに行ってみたところ
手軽さが良い
コンビニみたいなタイプのおにぎりで
「酸処理していない海苔」を使ったタイプを発見。
海苔だけでなく
お米は国産、余分な添加物は使わぬよう
諸々気遣われたおにぎりでした。
コンビニおにぎりは
気になる添加物がとても多いので
手軽でも敬遠しているのですが
このパントリーのおにぎりは
手軽で安心♪
時間がない時などにササッと食べるのに良い。
こちらのお店
新大阪駅1階にある食料品店ですが
オーガニックなど、安心・安全な食料品なども多く取り扱っていて
朝早くから夜遅くまで空いているので愛用中です。
こちらのお店については
また改めてご紹介しますね！
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