ある日のギョンタク氏 | Someday, Somewhere

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~ようこそ、詩音(shion)のブログへ~

これは7月22日に開催されたJINの撮影ツアーの模様をギョンタクの日記風に書いたものです。

あくまで私の主観でギョンタク氏がどう思ったかはわからないですが・・・。行動等はそのまま伝えています。


撮影は、ソウルから1時間半くらい行った、龍仁にあるMBCのドラミアで行われていました。

のどかな風景の中に昔のいろいろな建物が建っています。

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7月22日

今日、撮影場所に日本から1000人くらいの人が見学にくるようだ。

現場に入りメイクをしていると、みんな既に仁政殿前の広場に集まって、僕の出番を待っていると伝えられた。

少し前から雨が降り始めたし、湿気も高いからみんなのことが心配だ。


そのうち、仁政殿のところで撮影するシーンをみんなに見てもらうことになったと知らされた。

数十分の間に、雨はやみ青空が広がっていた。


-嘘みたいだ。僕は雨男なのに・・・。やっぱり1000人分の思いは強い。―


会場に行くと、広場を埋め尽くすファンのみんな。

歓声が沸き起こり、熱風とともに僕に押し寄せてきた。そんな中でもファン同士が自制して前方のファンの皆さんは石畳の上に座って整然としている。


嬉しさと恥ずかしさに自然に笑みが零れてしまう・・・・。ついつい癖が出て、両手で口元を隠してしまった。

撮影スタッフさんたちも笑っていて、僕は監督から一言みんなに言話すように促された。


僕がファンのみんなの前に立つとまた歓声が起こった。それでも僕が話し出すと、しーんと静まり返った。正直、ちょっと緊張して、興奮して何を話したのか覚えていない。

「ソウルでまた逢いましょう。」とか言ったのかな・・・。(すみません、私が覚えていません。)


撮影はぼくと親友であるヨンレの兄との会話。

通路をまがったところで僕たちは偶然に出会い、言葉を交わす。

監督の掛け声がかかる。

「はい、行くよ。1、2、3」


静けとピーンと張った空気感だけが会場を覆う。1000人もの人たちの息遣いが全て一体となったような感じ・・・。全ての神経が僕たちの言葉と動きに集中していた。


僕たちの会話が終わり、監督の「カット、オッケー」と言う声がすると、拍手と歓声が起こった。

「どうして拍手しますか?」

僕はみんなに向かってそう尋ねた。普段は撮影しながら拍手なんてしないから、少し不思議な感じがした。


そんな撮影が、日差しの強い中1時間余り続いた。熱くて僕も大変だったけれど、ファンのみんなも同じ姿勢を保ったまま、日差しを遮るものも無くてつらかったと思う。

でもみんな最後まで撮影に協力してくれた。


終わったらまた凄い歓声で、共演のヒョンも何だか嬉しそうで、興奮気味にふざけてみんなに手を振っていた。そうするとみんなもヒョンに歓声を送っていた。


撮影が終わっても、みんながなかなか帰ろうとしないので僕はみんなに言ったんだ。

「撮影が終わらないとファンミにいけなくなるから、みんな帰ってね。」

みんなすごく素直だからそう言ったらちゃんと帰ってくれたんだ。


監督さんやスタッフ、共演者のヒョンに協力してもらい、みんなに満足してもらえたみたいで嬉しかった。

でも僕は、まだ撮影のシーンがあるから、早く撮影を終えてファンミに行かなきゃあ・・・。


おわり




どうやら計画では、中での撮影に順番にグループが入って観覧する計画だったらしいです。

そんな計画が無謀なことは最初からわかっているのにどうしてこうなるのか・・・。



入れ替わりのために中断していたら撮影にならないでしょうと素人でもわかりそうなことがツアー計画者にはわからないのかと、正直思いました。

私も仕事でイベントを何回もやりましたが、もっといろんな事態を考えて計画します。指示一つにしてもスタッフがイベントなれしていないことを感じました。




最終的にはきっと監督さんの計らいだったのでしょうね。
でもそういう場合でもツアースタッフの仕切りが悪かったです。結局はファン自らの自制心でその場を収めた感じです。スタッフが仕切れずにいたので、ファンが前方は座ろうと声を上げて、座っていない人には座らせて・・・。ああいう風にできなかったらあの場は収まっていなかったでしょう。



その場合でも、もう少し余裕をもたせて座るようにとか、途中気分が悪くなった場合のことをあらかじめ指示を出すべきなのですが、そんな指示も出ず・・・、壁を作るという名目で、結局一番いい場所で楽にみていたのは、ツアースタッフと言う感じでした。



みんな狭い空間に長時間無理な体勢で座っていたから、終わったときは痺れやけいれんや痛みで大変だったです。

でも、2人が演技を始めると、1000人のセンスや団扇を持つ手がパタリととまり、身動きも止めて、固唾をのんで演技を見守っていた、あの一瞬の緊張感と一体感は圧巻でした。

ジェジュンと一緒に演技をしていたような感じで、オッケーの合図が出たときは鳥肌が立ちました。







Someday, Somewhere
集まる人・・人・・・



Someday, Somewhere
この列の先には・・・・

ギョンタク氏でした。
Someday, Somewhere