とうとう末っ子である僕チャンミンの出番となりました。
ユチョンヒョンに「父さんが崩壊する前に、おまえが母さんをどうにかしろ」と言われました。
どうにかしろって言われても僕には経験のないことですからね・・・・。
それに所詮2人の問題ですし・・・、こんなことで壊れる関係なら
最初からそれだけのものだったのだと潔く諦めた方がいいと僕は思います。
まあ、うちの両親に限ってそんなことはないと思っているから、僕も強気の発言しているんですけれど。
2人とも運命の人であり、2人で1つと言いますか、凹凸のそれぞれとしてジャストフィットし
両翼の1つとしてお互いを支えあっていると信じて疑わない人たちですから・・・・。
前置きはこれ位にして本題に入りましょう。
ユチョンヒョンは僕が母さんに「父さんも謝っていますし反省していますから」とお願いすれば
聞き入れてくれると言いましたが、そんなに甘くないと思います。
だって母さんの方が絶対的に優位ですからね・・・。
それに、外では格好よくて仕事もできるかもしれないけれど家に帰ったらあのだらしなさだろう、
俺以外に誰が面倒みれるのさ。100年の恋も冷めるよ。」
(父さん随分のいわれようですが、あたっていると思うので僕は反論はできません。
次の恋をするならまずそのあたりを改善する必要があります。)
「でも母さんは冷めなかったんですよね~何故ですか」
「だって、それに気付いた時にはもう愛に変わっていたから・・・。
って言うか、ユノの変な癖を知ったときはまだ特別な感情なかったのでありのままを
受け入れることに慣らされていたの。同じメンバーだから受け入れるしかなかったし・・・。」
「母さん、でも父さんは5人の子持ちとは言え十分に格好いいですよね。
このままだと母さんから離れていくとは思わないんですか?
きっと会社でもアプローチが多いと思うんですよ。父さんが本気出したら、3人や5人はイチコロでしょう。」
「加えてあのセクシーさですよ・・・母さん現実を見なきゃあ~」
「昨日も女性の人と携帯で話していましたよ。」「それからかわいい女の子を抱きしめてましたよ。」
「いいもん、ユノがその気なら別れてあげる。」 「母さん何ばかなことを言っているんですか?
「俺の美貌まだまだ通用するでしょう」 「そうかも知れないですが使い方が
「お願いです母さん。
だいたい、だれかれ構わず色香を振りまくあなたを 「母さんの嫉妬深さ半端じゃないのに・・・
受け止めることができるのも父さんだけでしょ。」 それを恐怖じゃなくて快感と思える貴重な存在ですよ。」
「ときどき殺人的なかわいさを見せるし・・・」 「父さんとよく話あってください。早く仲直りしてください。」
僕の懸命な説得の末、母さんは父さんと話し合うこととなりました。
「ジエジュンごめん。俺がお前を信じれず悪かった。
すごく反省しているから許して欲しい。」
「本当で反省している?ちゃんと俺の言うことを 「ジエジュンお願いがあるの。うちの3兄弟は俺達に
信じてよね?」 似て格好良いよね。お前が息子たちと外出して恋人同士
「うん」 に間違われるのは嫌だ。だから2人だけでの外出は禁止。
俺、息子でも嫉妬しちゃうかも・・・。」
「ユノ~~~、嬉しい」 (ガシッ。) 「ユノ、俺の言うこと聞いてよね。」
ようやくおさまるところにおさまったみたいです。
ああ~疲れた。 「チャンミンよくやった。さすがチャンミンだ。
こんなことで泣き落とししなくてすんでよかったです。 俺、胃袋が限界だっんだよね。」
「犬つれて仲良く散歩だよ。」
「大丈夫だと思うよ。俺、よくワンちゃんに言い聞かせておいたから。
2人が喧嘩しそうになったら、喧嘩の種を食ってしまえって・・・」
本日の格言「子はかすがい」(ちゃんちゃん」
終り
東方家の冷戦をやっと終結することができました。
最終話は自分で書いていて正直疲れました。
読まれていて疲労を感じたらごめんなさいです。
※写真はお借りしました。