テーブルコーディネート教室の生徒さんから

よく質問されること

テーブルクロスについて。

今日は少しお話したいと思います。

 

 

 

おはようございます。

大阪テーブルコーディネート教室

" Maison de R "

日本の器コンシェルジュ

テーブルコーディネーターの

よしおかりえこです。

 

 

 

 

 

お家でテーブルコーディネートを

してみようと思ったことありませんか?

そう思った時、

何から取り掛かりますか?

 

どの食器を使おうか。

どんなお花を飾ろうか。

献立は何にしようか。 等々

あれこれと考えることが、

たくさん浮かんでくると思います。

 

 

 

そんな中、

テーブルコーディネートをする際、

最初にセッティングするものは・・・

 

“テーブルクロス“

 

そこで発生する問題が

「テーブルクロスを使うか使わないか」

 

テーブルクロスを敷くかどうか、

迷ったことありませんか?

 

 

 

「ちゃんとテーブルコーディネートを

しようと思ったら、

やっぱりテーブルクロスを

敷かないとだめだよね~。」

 

「でもクロスを敷くのって

面倒くさいんだよね。」

 

「アイロンかけないと、

しわが入っているし。」

 

「そもそもテーブルクロスって必要なの・・・?」

 

 

こんなお声をよく耳にします。

 

 

テーブルクロスを敷くのって、

結構ハードル高いですよね。

 

 

実はテーブルコーディネーターの私も、

あまり大きな声では言えませんが

普段自宅では使っておりません、苦笑。

 

 

汚した時に洗うのが面倒だし、

洗った後のアイロンがけも面倒。

(私、かなり面倒くさがりなのです、汗)

クロスを敷かない方が

簡単にテーブルを拭くことができるし、

衛生面でも良いように

感じたりもしています。

 

 

 

ではなぜテーブルクロスが

存在するのか?!

 

 

 

 

  テーブルクロスについて

 

ここで私がいつも

テーブルコーディネート教室において

説明している内容をお話していきましょう。

 

ヨーロッパではテーブルクロスの歴史は古く、

8~10世紀ごろには使用されていたと

記録があります。

 

日本では戦後の高度成長期以後、

一般家庭でも

椅子に座って食事をするようになったころから

クロスをかける習慣が生まれてきました。

 

 

 

 テーブルクロスの役割

 

1、 テーブルを汚れや傷から守る

ダイニングテーブルなので、

食べ物をこぼしたりすることは

よくあることでしょう。

またテーブルの上に物を置くとき

不意に落としてしまったり、

食器の底の処理が悪く

テーブルを傷つけてしまったり

することもあるでしょう。

 

テーブルクロスを敷いていれば、

テーブルへの汚れの付着が軽減されますし、

クッションとなって

傷がつくのを防げたりします。

 

 

 

2、 食器やカトラリー(ナイフ、フォーク、スプーン等)を

テーブルに置くときに、クロスが音や衝撃を吸収してくれる

クロスを敷いてないと、

テーブルの上に物を置いた時に

カチャカチャと音が発生してしまいます。

テーブルクロスを敷くことによって

クッション代わりになって、

音や衝撃を吸収してくれ音が発生しません。

 

 

 

 

ただ、この2点に関しては、

メリットよりデメリットの方が

勝っているように感じる方も

多いかもしれません。

 

そもそもテーブルクロスが汚れた時の方がたいへん

クロスを敷いていても

完全に傷を防げるわけではない

食器などをテーブルに置く音って

そんなに気になる?

 

 

 

 

そこでテーブルコーディネーターの私が考える、

テーブルクロスを使う一番の理由は・・・

 

3、色の演出に大きな効果をもたらす

この色の演出という点が、

テーブルコーディネートにおいて最も大きな

テーブルクロスの役目だと思っています。

 

 

 

テーブルクロスが色の演出に

大きな効果がある、とは?

 

テーブルには料理や食器が

いろいろ並びますが、

テーブル上で統一された色面積を占めるのは

下地となるテーブルクロスの色です。

 

視覚において、

テーブルクロスの色が

大きな印象として残ります。

 

食空間をどう印象付けるか、

テーブルクロスの色で

操ることも可能です。

 

 

 

 

例えば、

食空間をかわいい雰囲気に演出したい時。

見た目のかわいいアイテムを

テーブル上にたくさん置くことも

ひとつの方法です。

 

ですがパステルピンクの

テーブルクロス一枚敷くことで、

第一印象でかわいい雰囲気を

与えることができます。

クロスの裾がフリルになっていたら、

なお更です。

たくさんのかわいいアイテムを置かなくても、

これだけで十分伝わります。

 

 

 

 

例えば、

食空間をかっこいい雰囲気に演出したい時。

同じように黒のクロスを敷いてみましょう。

 

そこに白の食器を並べ、

アクセントになる赤の花を一輪飾るだけで

モダンなカッコ良さが出てくると思います。

 

 

 

かわいい、かっこいい、エレガントなど、

いろいろなスタイルのテーブルコーディネートを

作りたいと思いますが、

その都度かわいい食器、かっこいい食器、エレガントな食器など

購入することなんてできませんよね。

 

そんな時にテーブルクロスを

有効的に使うだけでも、

結構雰囲気を変えることが可能です。

 

白い食器は同じものを使い、

下地となるテーブルクロスを

ピンク、黒、薄紫と変えると、

かわいい、カッコいい、エレガントな雰囲気に変わって見えます。

 

 

 

テーブルクロスを

自分の作りたいスタイルの色にする、

まさにテーブルコーディネートの一環です。

 

 

 

 

さらに上級者になると

テーブルクロスにプラスして

ナプキンも用意されます。

 

テーブルクロスなどの布製品を、

テーブルコーディネートの世界では

テーブルリネンと呼んでいます。

 

ナプキンもテーブルリネンのひとつです。

 

 

テーブルクロス同様、

ナプキンもテーブル上で

色の演出には欠かせないアイテムです。

 

 

 

 

そして私が最近始めた

お料理教室先生向けの

テーブルコーディネート講座では、

テーブルクロスの使用を薦めています。

 

お料理教室、パン教室、お菓子教室での

レッスン後の試食タイム、

テーブルコーディネートをしっかりされている先生は

まだ少数。

 

 

「ちょっと試食してもらう」から

「テーブルコーディネートも楽しみながら、

試食をしてもらう」にされると、

生徒さんもきっと喜ばれます。

 

毎回の試食に

食器をその都度購入するのは難しいと思うので、

クロスだけでもいろいろ変化させ、

レッスン毎に違った雰囲気の中

試食を楽しんでいただく。

 

これだけできっと

「テーブルコーディネートも学べるお料理教室」

と評判になると思いますよ。

 

 

 

このようにテーブルクロスには

大きな役割があることは

理解していただけたと思いますが、

 

それでも一般の家庭では

クロスを使うのは面倒くさいのは事実、苦笑。

 

そこで私は人を招く時や

誕生日や結婚記念日、クリスマスにお正月

といった非日常を演出したいイベントなど、

これぞ!という時にだけ

クロスを敷くことをお薦めいたします。

 

 

ほんの少しのやる気で、

非日常の食空間が出来上がりますよ!

 

そして日常では

テーブルの上にクロスは敷かず、

ランチョンマットを利用したり、

テーブルランナーで

変化を楽しんだりしてみてはいかがでしょうか。

 

 

 

食事をすることは、

その時間・空間をともにする

人たちとのコミュニケーション。

 

そのコミュニケーションを

豊かなものにするツールが、

テーブルコーディネートです。

 

 

 

そんな非日常の演出をしたい時でも

ササっとテーブルコーディネートができるように、

日頃からままごと遊びのように

コーディネートを楽しんでみて欲しいです。

 

一番大切なことは

自分自身が楽しむこと。

楽しみながらテーブルコーディネートを学んで、

食卓が笑顔の集う空間になりますように。

 

 

 

 

 

サロンMaison de R の

LINE公式アカウントでは

テーブルコーディネートに関する情報を

お伝えしています。

↓友だち追加をクリック!

 

レッスンのお申込み・お問い合わせも

こちらから可能です。

お気軽にメッセージをどうぞ♪

 

 

 
image

Maison de R のQRコード
 
 

 

 

 

 

最後までお読みいただきまして

ありがとうございました^^

皆さんもご一緒に

和食器、日本文化の魅力を楽しんでみませんか?

 

 

にほんブログ村 料理ブログ テーブルコーディネートへ
にほんブログ村  ブログランキングに参加しています。

  応援クリックよろしくお願いします♪