料理を勉強し始めてから、度々作っているのが、キッシュ。
友人宅でのホームパーティの時に持っていったり、会社にランチ持参の日などにも。
今日はそのキッシュ生地、パート・ブリゼの作り方をご紹介
生地は、同じレシピでもその日の湿度だったり、温度でも状態が変わってくるので
生き物を扱うように様子をよく見て、自分で調整してみてください
【材料】 18cmのキッシュ型で、2つ分
小麦粉 200g
バター 100g(※角切り。冷やしておく)
塩 5g
卵 1コ
水 大2(※調整用)
【作り方】
① 小麦粉はふるいにかける
※大き目のボウルに一回り小さいざる&ホイッパーを1セット。
ホイッパーで混ぜるようにすると、粉が飛ばずにふるいにかけられます。
② ふるいにかけた小麦粉に、塩を加えておく。
③ フードミキサーに小麦粉&塩、角切りにしたバターをいれる
ポイントバターは必ず冷たい状態で!
※ポマード状(やわらかい状態)だと、生地がべちゃっとなってうまく仕上がりません。
④ ミキサーのスイッチを、0.5秒×5回ほど回す
一瞬ミキサーを入れて、すぐ離す感じで最初は小麦粉とバターをなじませる
⑤ そのあと、2秒ずつ少しずつ回しながら、砂状になるまでまぜる
※注意!混ぜすぎないように!
⑥ といた卵を加え、最初と同じように小刻みにスイッチをいれる。
⑦ 状態をみながら、水を最初は半分加えて、軽くミキサーをまわす
⑧ ボウルにとり、ひとつにまとめる。
最初はポロポロした状態でOK!こねないように、おしてまとめる!
※その際に、どうしてもまとまらない場合は、水を少しずつ加える
⑨ 打ち粉をした台にとり、二つに分ける
⑩ ラップをして、冷蔵庫で最低1時間、生地をやすめる
※生地が運動した、というイメージで。
次の作業に入る前に、一度休ませてください
【参考】 こねない!生地を休める理由は?
✓グルテン成分の理解でクリアに
生地を作っていく過程で徐々に形成されるグルテンというたんぱく質。
穀類のなかでも唯一、小麦粉だけに形成されます。
練り合わせた直後は弾性(コシ)が強く、グルテンの構造が無理に引き伸ばされている状態のため、
生地をのばしても、元の状態に戻ろうとする力が強く働きます。
生地を休ませることによって、弾力が少しずつ弱くなり、のばしやすくなります
これで生地作りは終わり!
夜のうちに作っておいて、翌日以降に次の作業。
など、作業を小分けにして作るのも、おススメです
使わない生地は、ラップ⇒ジップロックで冷凍庫へ。
使うときは、冷蔵庫で自然解凍して使えます