その中にこんな一節があります。
記憶とは言葉である。
例えば、美味しいお料理を食べた時いかに味を言語化しておけるか。
例えば、スポーツでも上達するためには言葉が必要で、感覚的なものを言語化しておくことが大切だと。
何かを習得するにはまず見るわけですがそれは文字なのかもしくはそれそのものを見るわけです。
文字はまさしく言語ですがそのものを見ても頭の中で言葉として記憶しなければなりません。
仕事は見て覚えろ!とは昔良く言われた言葉ではありますが見たものをいかに言語化して記憶できるかどうかが大切なようです。
仕事を教える側も教える時にいかに適切な言葉を使えるかどうかで実はなんとなく身体で覚えてるけど自分でも良くわかってなかったかも…なんてこともでてきそうです。
レシピを作る機会が時々ありますが分量を数値化できても手順やポイントをいかに言語化できているかでぜんぜん違ったものになりそうです。
そういう意味では自分のレシピは穴だらけでとても親切とは言いがたいです( ̄O ̄;)
それはともかく、昔から忘れないようにメモりなさい!というのは、つまり言語化しておきなさいということで記憶しておく意味では大切なようです。
そういえば、昔先輩から言われた言葉。
メモれ!カメれ!ビデれ!
メモれはもちろん書きなさいってことですが、カメれは写真撮りなさい。ビデれはビデオに残しなさいということですね。^ ^
まぁ、しっかり記憶できたということとそれができるということはまた別の話ではありますが…