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スタンプくんは私の顔を手で包み

愛おしそうに私を見つめます。



勝山さんと比べたら顔はタイプじゃないんだけど

自分を一途に愛してくれることに

心はとっても満たされました。




幸せだった。





恋愛感情の賞味期限は短い。

顔なんて見慣れたらタイプとか

関係ないんじゃないか?


勝山さんという比べる対象がいるから

なんじゃないのか?


勝山さんからこんなに愛されてると

心から感じることってあった?







スタンプくんはトロんとした目で

こちらを見つめ、

手を握ってきました。








付き合いたい。








彼は小声でそう呟きました。







………。



いいよ。








こうして私は人の道を外しました。





勝山さんと付き合ってるんだし、

いいわけないんですが、

だけど、だけど。


断る理由がないんです。








いいの?




うん。




ほんと?




うん。





良かったー!断られるかと思った!


無理してない?




なんで?




いや、変な間が会ったから…。







あったね。

そりゃあったさ。即答できなかったんだけど

あなたが思ってる理由ではないです。





違うよ、無理してるとかじゃない。

言われると思ってなかったから、

びっくりしただけ。




なんだ、そっか。

ほんとはこの前言おうと思ってたんだけど

人がいて言えなかったんだ。




確かに、すこし賑やかだったもんね。

そうだったんだ。




言えて良かった。

こんな風に言ったの初めてだったから。




そうだったんだ笑








偉業を成し遂げた息子のようだけど

だけど私も嬉しかったです。



さて、この先どうしようか…。







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