何回かこのブログで紹介した田坂広志先生

よく自分の著書について

後から読んでみて本当に自分が書いたのだろうか

とよく話されているのを聞く。

 

例えば版画家の棟方志功は

自らの作品を評して、

「我が業は、我が為すにあらず」

という言葉を残している。

 

つまりそれは、

「自分の作品は、自分が創ったものではない。

大いなる何かに導かれて生まれてきたものである」

という意味である。

 

こういう話は、そんなに珍しいことではない。

ましてや、自分にも保護者の相談に乗っているときなど

思ってもみないアドバスをして

保護者の方から「それを言って欲しくて相談したのだと思う。」

と言われた経験がある。

 

それ以来、人の前で話す時

準備はするのだが

その大いなる何かに委ねる気持ちで話し出す事が多くなった。

 

上手く話せるだろうかという心配を

ベストな事が起こるという信頼に変える事ができるようになった

という事だろう目