こんにちは!ま子です。

 

 

前回は、脱ネガティブの入り口に立つために必要不可欠なことについてお伝えしました。

 

今回はそれに続いて、

 

脱ネガの第一歩となる考え方

 

 

『ゼロベース思考法』

 

 

をお伝えしていきたいと思います。

 

 

あなたには、物事を解釈する自由があります。

 

これは、前の記事で話した通りです。

 

 

 

そうはいっても、やっぱり

 

 

 

人と話していると、ちょっとした相手の表情を見て

 

 

「ああ、この人は私なんかと話をしていても、面白くないんだろうな。」

 

 

とネガティブな解釈をしたり

 

 

何かを始めようとするときにも

 

 

「あれが起きて、これが起きて…、本当にうまくいくのだろうか。」

 

 

と、つい悪い方向に物事をとらえてしまう。

 

 

これは、もうすでに頭の中に「悪い方を選択する癖」として擦りこまれてしまっているのです。

 

 

それが、ネガティブそのものです。

 

 

しかし、今日お伝えする

 

『ゼロベース思考法』

 

をマスターすれば、

 

 

ネガティブになったとき、同時に理性が呼び出させる思考回路があなたの中に出来、

 

スパイラルに入っていこうとするのを阻止する能力が身につきます。

 

 

ネガティブの海に飛び込もうとする前に

 

 

「ん?」

 

 

と一度自分をストップさせることが出来るようになるのです。

 

 

そうなると、ネガティブで頭がいっぱいになり、

 

 

膨らんでいく不安に右往左往させられるまえに、自分自身でネガティブ回路の一時停止ボタンを押せるようになるのです。

 

 

そうでなければ、前回の記事を丸呑みして

 

 

「良い方を選択しなければ、良いことを考えなければ!」

 

 

というように

 

無理やり良い方向へ考える為に思考を歪める、

 

精神論的な、まるで修行のような脱ネガ修行がはじまります。

 

 

 

あなたは、もうすでに多くの努力をしてきたと思います。

 

 

もう苦しい精神修行はお休みして、

 

 

 

肩の力を抜いて、自分のペースに適した、本質的な脱ネガをしましょう。

 

 

苦しみながら精神矯正をする時代はもうおわったのです。

 

 

 

 

それでは、さっそく今回のこの

 

 

『ゼロベース思考法』

 

 

を具体的に説明していきたいとおもいますが、

 

 

ところであなたは、

 

 

人は、欲の深い生き物だ

 

 

という言葉を、聞いたことがありますか?

 

 

そのとおり、人と欲は、切っても切り離せません。

 

 

切り離してしまうと、そもそも生きていくことが出来ないからです。

 

 

この欲と言うのは、単に「物が欲しい」と言う欲だけではなく

 

 

~して欲しい。~されたい。

 

 

という、サービスを欲する欲もあります。

 

これが、いわゆる期待です。

 

 

 

幼いころから、サービスを受けるのが当たり前になった私たちは、

 

 

無意識にサービスを期待してしまいます。

 

 

 

 

例えば

 

 

レジでお会計をするとき、店員さんがダラダラとだるそうにレジを打ち、

商品をレジ袋に入れて、手渡すのではなく軽く前に押し出すだけで

「あざっした~」なんて言い、不愛想に次のお客さんの会計に取り掛かる。

 

 

お店の人にこんな対応をされたら、あなたはどう思うでしょうか。

 

 

切れるとまではいかなくとも、

 

ここの店員の教育はどうなってるんだ?

 

と、あまり快くは思わないのではないでしょうか。

 

 

 

私がそうなんですが、このとき私の頭の中には

 

 

お会計の時は、店員さんがテキパキと商品をさばき、『ありがとうございました!』と言いながら笑顔で商品を手渡してくれる。

 

 

ことを当然のように期待していたのです。

 

 

しかし、その笑顔のサービスを受けられなかった。

 

 

だから、期待外れだとガッカリしてしまうのです。

 

 

サービスはあくまでサービスであって、義務ではないのにです。

 

 

ネガティブの例だとどうでしょうか、

 

 

「友達は私と一緒にいて楽しくないんだろうな。」

 

 

だとか

 

 

「どうせ私のことなんか、理解されないんだろうな。」

 

 

と思っているのは

 

 

 

友達は私と一緒にいて楽しいべきである。

 

私は、人に理解されるべきだ。

 

 

と無意識に思ってしまっているのです。

 

 

この、無意識にもつ『自分に対する欲・期待感』『他人に対する欲・期待感』

 

 

ある“べき”だ、と言う風に思い込んでしまって、それが無いと

 

 

自分に、または他人に『ガッカリ』してしまうのです。

 

 

 

なら、期待をしなければいいんですね!

 

 

という発想に至りそうですが、違います。

 

 

 

今回の『ゼロベース思考法』では

 

 

そもそも、人類は私を含めて皆無能。

 

 

と、初めを「0」だと考えることが重要なポイントです。

 

 

 

突然ですがここで一度、手を止めて、

 

 

「私は、無能だ。」

 

 

とつぶやいてください。

 

そして、いつもうまく話せないあの人を思い出して

 

 

「あの人も、無能だ。」

 

 

とつぶやいてください。

 

 

どうですか?

 

気持ちがスッと軽くなりませんか?

 

 

ここで大事なのは、「自分も」無能であると認める事。

 

 

あなた自身も、「0」の状態、つまり素のままを見てあげるのです。

 

 

 

そもそも人は無能で

 

 

期待するほど有能な奴なんてこの世にはほとんどいない。

 

 

そう思ってしまえば、あなたはもともと無い期待にガッカリすることはないのです。

 

 

 

「私は、人に嫌われている。」と思ったら、

 

「いや、そもそも好かれてすらいないだろう。」

 

 

「彼からの返事が遅くて不安・・・。」と感じたら、

 

「そもそも、彼が返事をすぐ返す義務はないだろう。」

 

 

 

そう思えばいいのです。

 

「そもそも0だ」と思う事で、自分や、他人を過大評価または過小評価することもなく、ありのままを受け入れることが出来るのです。

 

 

ありのままを受け入れると、もともと存在しない期待とガッカリの連続に心が揺さぶられ、疲れはててしまうこともなくなっていきます。

 

 

 

そうしたら、出来ない自分に対しても許せる気持ちが湧きあがってきそうではありませんか?

 

 

 

 

あなたが次ネガティブに陥りそうなとき、

 

 

すぐさま「そもそも0だ」を思い浮かべてください。

 

 

そして、「私を含めた人類は基本的に無能」だとつぶやいてみてください。

 

 

これは、あなたの頭の中に出来あがってしまったネガティブ回路に大きな抜け道を作ります

 

この抜け道が、あなたの脱ネガのに向かって進むべき道なのです。

 

 

 

幻想の期待を手放して、希望を持っていきましょうね。

 

 

 

今日も読んでいただき、ありがとうございました!