病院清掃シリーズの纏め | お掃除とメンテナンスのプロ 矢部要のブログ

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「仕事でお掃除をする方の作業を楽にする事」が使命(ミッション)だと考えています。

 一般の『お掃除』から世界のプロが実践する『メンテナンス』の紹介をしています。

さて、しばらく続けた病院清掃ですが、この辺で一旦は終わりにしたいと思います。今回のシリーズは感染制御衛生管理士の講習会資料を見て、実務の少なさに懸念をいだいて書き始めたシリーズです。その為、講習会では非常に詳しく説明してある手指衛生や個人防護具については書いていません。また、床管理やカーペットバキュームにしても、器材の所で説明していますので、改めて書くことはどうかと思いますので、改めて書く事はやめました。関心のある方はそちらの方をご覧ください。また、気が付いたことがあれば、随時書く事にします。弊社社員に一旦纏めさせることにしましたので、纏めて資料か小冊子(大冊子になるかもですが)にするつもりです。その際には、弊社お客様メールの届く方にはメールにてご案内するつもりです。

纏め方も難しいのですが、病院清掃で大切なことは、エビデンスのあるものを使う事です。シッカリとした証明が無い物は避けた方が良いのです。そして、当然のことですが、水拭きはいけません。必ず、洗剤を使用すべきです。その為、洗剤についての基礎的な知識はマスターしておく必要があります。

実践に当たっては、病院サイドとの打ち合わせを良くして実行する事が大切です。感染防止に対しては、ICNがリードしますので、その指示と考え方をよく理解し、実行するようにしましょう。科学的である事が必要ですので、その点もいつも留意すべきです。最後にこれまで述べてきた中で、大切な部分を列挙しておきますので、理解が不足していると感じたら、その部分を読み返してください。勿論ご質問があれば、ご遠慮なく弊社にお問い合わせください。皆様の参考になれば幸甚です。(保護具と手指消毒は上記の通りこのシリーズでは触れていません)

易感染者と日和見感染

消毒剤の種類

EPA登録

ブラッドボーンパソゲンズ/血液由来病原体

保護具について

手指消毒/手洗い

微生物の種類と増え方

感染経路

WHOとCDCガイドライン

 

 

追記:

尚、今ある簡単な小冊子の画像を載せておきます。8項の簡単なものです。無料ですので、ご希望の方は弊社HPにご連絡ください。