新しい日常 「ホテルメンテナンスの考え方」
お客様からの様々な質問が寄せられています。弊社講習会にも遠くから出席された方から、ホテル(シティホテル)のメンテナンス方法の質問を弊社社員が受け、ご相談に乗っている風景を見ていました。
「新しい日常」が提唱され、皆様が様々な取り組みをしていますが、新しいやり方を取り入れるのであれば、是非しっかりしたプロに相談し、合理的なやり方を身に着けるべきです。コロナウィルスに対応するための様々な方法はそれぞれシッカリと取られるべきです。社会的距離、手洗い、シールド・・・等です。そして、その中の大きなファクタ―である感染防止清掃は私の守備範囲ですので、ここを書いていきましょう。
先ず、コンタクトポイントの清掃です。ここには、出来ればEPA登録の感染防止洗剤を使用しましょう。弊社で言えば、HALT(ハルト)、GS(グリーンニュートラル除菌クリーナー)、HDQ・・・等と言ったシリーズです。ワンステップ、即ち一度拭きで汚れ取りと環境消毒を同時に行ってしまいます。希釈タイプですので、非常に安価です。希釈済み洗剤やアルコールの10分の1以上安価でしょう。頻繁に清掃する必要があることから、安価である事は非常に重要です。そして、対コロナウィルスに対する効果がある事が証明されていますので、安心して使用できます(但し、清掃後、安心という意味で、感染者が触った後でではありません)。経済産業省要請のNITE(独立行政法人 製品評価技術基盤機構)推薦が宜しければ、上記のうち、HDQは該当しません(少し強いのです=医療機関用ですので)ので、HALTかGS等がお薦めです。
注:コンタクトポイント
手摺、ドアノブ、スイッチ、エレベータースイッチ、机、肘掛、・・・・等 人の手の触れる場所
トイレとか浴室は清掃をし、その後、HALTやGSで消毒拭きをしても良いのですが、そうすると2度手間になりますので、大変です。勿論この手順で行いたければ、止めませんし、丁寧な清掃と言えるでしょう。コロナウィルスが実際にその場所で出た場合は必ず、2ステップが必要です。最初に専用洗剤で汚れを下ろし、その後、コロナウィルス対応の認証を持った感染防止洗剤(HALT、GS、HDQ,TBサイドコート・・・等)での環境消毒(10分間接触)が必要になります。
しかし、そうでない場合はトイレなら弊社でよく売れているトイレルーム用洗剤のNABC(ナバック)をお使いになる事をお勧めします。この洗剤はEPA登録洗剤で、院内感染レベルの消毒効果を持っていますが、コロナウィルスの認証は持っていません。従って、病院ではコロナウィルスに対応するにはこれだけではダメですが、一般施設であれば、このNABCはNITE推薦には瓦当しますので、通常の清掃、即ち「新し日常」(コロナウィルスと付き合いながらの生活)には良いと思います。
同様に大きな浴室があった場合はCDC-10が浴室専用EPA登録感染防止洗剤です。NABCと同様コロナウィルスに対する認証はありませんが、NITEの基準には当てはまります。しかも、フォームガンで浴室清掃すれば、作業時間も三分の一以下で済むようになるでしょう。作業効率化にもなりますので、便利です。
ともあれ、プロに相談しましょう。「聞くは一時の恥、知らぬは一生の恥」とも言います。お悩みであれば、ご連絡下されば、弊社営業が最適なメンテナンス方法をご提案するでしょう。
また、浴室フォームガン清掃は動画もあります。ご覧になると参考になるでしょう。