1秒の横顔 | おまけの一日

おまけの一日

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地下鉄成増から渋谷までの
3駅3駅のあいだに乗り換えの1駅
1本早くすると乗り換えはないけど
5時には渋谷に着いてしまう
オロナミンCの自販機を横切って
ゆっくり登ったとしても20分には着いてしまう
これ渋谷行きますかと聞くと
ものすごく驚いたようなフリをして
これは新木場行きなので、行かないです。と
とてもあり得ない非常識な何かを見るように
都会の人が答えた そうゆう人たちはみんな
ぼくが君に話しかけることを怒ったり怖がったり
13日から16日までの物理的な接近は
駅前の山菜そばと小さな安いスーパー(飲み物)とそうか次はオリジン弁当をつければいいんだ
一番お腹がもたれないやつ
真夜中の4時とかのサウナは
大きな法被を羽織ったような入れ墨をした人たちが自分たちの癒しの居場所を守るように座ってる
目に見えないシャボン玉が割れるみたいに
ふぅ と僕が言う
彼らはみんな宇宙でいちばんおもいみちを知って
ふぅ と言った
ありぼぼさんは僕のいる高槻出身らしい
ちょるるの代わりに はにたんっていうのがいる
ちょるるのお腹の赤い色は
山口の激しい歴史の情熱を表している
みたいなのを(たぶん)読んだときから
ちょるるのお腹の赤い色には
ただならぬものを感じる
それはみんなと僕の命をいちばん上から眺めた色
お話し会のときの横顔が
いままででいちばん感じた あとはわからない
みーゆーっていうのは調度いい準備運動
前に住んでたマンションの管理組合か自治会から来た封筒を持って行く用事で近くにあった川原を通った 
あるとき僕は川原に座って 
そんなに大きくはないけど
小さくはない川のむこうの空に
扉のようなものを見ていた
ものすごく涙が流れたような
強烈な感覚がしたような 僕がなぜ泣いていたか
わかる人は地上にはいないのかもしれない
そんな気持ちに何度もなったような
無限ってあると思う?
良いほうの無限と 怖いつらいほうの無限を
どっちもあるはずだから感じるみたいな
そんな感じで座ってた川原が
こないだ車で通り過ぎたら
ものすごく何もない空間に感じた
コンクリートに囲まれたマンションの中で
探求してた頃は
そこが癒しの自然みたいな感じだった
おっきな公園のおっきな湖とは違って
いま住んでる近くにあるおおきな渓谷は
夜歩いても あの湖の独特な怖さはない
大きな自然は 大きな自然の感覚に
街を溶かしていく
長く住んでみないとわからないなあって思った
僕が君を見つめれたのは
話しかける前の 1秒の横顔