絵本と幸せをお探しのあなたへ
絵本と幸せ探しが得意な
絵本セラピスト®️ 絵本専門士 の
大江美保子です。
昨日は『がん体験者のおしゃべり会』でした。
午前と午後の２回、開催。
４名の方が参加してくださいました。
（写真の許可いただいております・先に退室された方、ごめんなさい）
やっても、やらなくても別にいい。
誰かに強要されているわけでもない。
お金になるわけでもない
（むしろ赤字）
じゃあ、なんでやってるの？
そして…
がん体験者のおしゃべり会ってなに？
絵本とどんな関係があるの？？
病気の話、絵本の話は、こちらのステップメールにまとめてあります。
これから書くことは私の体験談です。
病気の話なので、辛い人はここから先は読まないでくださいね。
2015年の６月、乳がんの宣告をされました。
そのショックは、今までの経験にないものでした。
つまり、どうしてよいのかわからない…
思い出されるのは、これまでテレビとかドキュメンタリーとかドラマで見ていた『がん』
私にとって、それは＝（イコール）死というイメージでした。
そうか…
私はもう、長くは生きられないと思いました。
だから、身辺整理をしました。
それはまさに死の淵にたたされた感覚でした。
そんな時…
同じ病気の先輩が、ご自宅に誘ってくれました。
そこには、彼女の病友もいて…
私が家族にも誰にも言えなかった胸の内を何も言わず聞いてくれました。
私が、ふっと力が抜けたのは、その後なんです。
ひとしきり、私が泣きながら話した後…
そうそう…
と言いながら、
彼女達は、お茶を入れなおして、二人で世間話を始めました。
趣味の卓球の話
新しく買ったラケットの使い心地
最近始めた、山登りの話
次の山は、どこにしようとか…
今度、登山靴を新調するからついて来てとか…
etc
私は蚊帳の外。
私には関係のない話なので、ボーーーーーっとしていました。
何気なく笑いながらおしゃべりされているお二人を見ていました。
その時、ふっと肩の力が抜けたんです。
病気になったら…
もう終わりだと思っていた
もう日常はもどらないと思っていた
暗い毎日しかないと思っていた
あれ？？
あれれれ？？？
違うみたい…
また、日常って戻ってくるんですね
ボソッといった私を見て、お二人は大笑いをして
大丈夫！！！！
って言ってくれました。
利き腕の方を手術したけれど、すぐにラケット握れたわ〜とか…
病気になってから登山始めたけれど、ハマったわ〜とか…
そっか…
大丈夫なんだ…
あの感覚があったから、私は前を向けたのかもしれないな…
昨年から始めた『がん体験者のおしゃべり会』
そんな場を作りたいと思って始めました。
いろんな方が来てくださっています。
３０年経つんだけれど、私でもいいのかな？
おしゃべりは苦手なんだけれど聞くだけでもいいのかな？
途中で抜けてもいいのかな？
顔を出さなくてもいい？
早期発見でほとんど治療らしい治療はしていないんだけれどいいのかな？
絵本は全く知らないけれどいいのかな？
オンラインは苦手なんだけれど…
etc
すべて🆗
いろんな人がいて、いろんな考え方、いろんな生き方があるんだな…
そんな事が感じられる場にしたいと思っています。
ただ、そこにある共通点は『がんの体験者』
そして…
女性🗽
ここは、外せない（笑）
なんてたって、別名女神の会ですから…
zoomを切り、ホッとパソコンをフタした時に思います
女性は強い
そんなエールをいつももらっています。
こちらは、だれでも来れるリアルの会
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大江美保子（みほちゃん）
