絵本と幸せをお探しのあなたへ

絵本と幸せ探しが得意な

絵本セラピスト®️ 絵本専門士 の

大江美保子です。


 

外出を控えている毎日。

お家生活が大好きなので全く、苦にならず。

 

床暖の上で本を読むのが最高に幸せなので…

 

今年は、すでに9冊の本を読破

漫画あり、ビジネス書あり、小説あり、児童小説あり…

ジャンルは問いません。

 

絵本は別カウント。

 

 

今日は今年の干支にちなんでトラの絵本をご紹介します。

 

 

一本の映画を見た様な気がした絵本です。

 

 

ウェン王子とトラ


 作・絵:チェン・ジャンホン  訳:平岡敦   

徳間書店

 

 

 

 

ウェン王子とトラ [ チェン・ジャンホン ]

 

猟師に子どもを殺された母トラは人間を襲うようになる。
トラ狩をしようとしていた国王だったが、占いに従い、我が子をトラに差し出すという解決策に出る。
ウェン王子とトラ、そして人間の父と母の間を描いた絵本

 

 

 

 


人間に子どもを殺された母トラは、人間が憎くて憎くてしょうがない。
村を襲い、家を壊し、人や家畜を食い殺していく。


国王は兵を集め、トラ退治を決行しようとする前に、占い師にトラ狩りの吉凶を占ってもらう。

占い師は、戦うのではなく一人息子のウェン王子をトラに差し出すように助言する。

心痛める国王とお后だが、息子をトラの元へ差し出すことにする。

 

ウェン王子を見たトラの心に芽生えたもの
トラとウェン王子の間に生まれたもの
人間と獣の間に生まれたもの
人間の父と息子、母と息子の間にあるもの
etc

 

迫力あるダイナミックな絵とドラマチックなストーリー。
 

 

 

感じたこと

 

 

 

 

『怒り』からは、何も生まれない…
そんなことを感じました。

でも…
忘れようと思えば思うほど、『怒り』は蘇ってきます。
忘れたと思っていたのに、何かの拍子で蘇ってきます。

強い強い感情が『怒り』


我が子を殺された母トラの憎しみと恨みと悲しみは計り知れないものがあります。
でも、人間に仕返しをすればするほど、ますます『怒り』は蘇ってきます。
決して癒されることはない。


そんな母トラの元へやってきた人間の子ども

疑うことをしらないウェン王子
信じきっている瞳や行動に少しづつ母トラの心が和らいできます。

 

でも、ウェン王子がトラの傷口を触ってしまった瞬間、忘れかけていた『怒り』の感情が噴き出してきます。
思わずウェン王子を殺してしまいそうになる母トラ。


その時、母トラが見たウェン王子の表情は、かつての我が子の表情と同じでした。
その瞬間、母の気持ち、愛情、悲しみ、懐かしさが一気に蘇ってくる…


なんど読んでも、この場面は泣きそうになります。


『怒り』という感情を捨てたこの時から、トラの行動は変わっていきます。
トラの子どもとして、ウェン王子を育てていきます。


母トラが『怒り』という感情を乗り越えた時、初めて自分のやっていくことを見つけたのだろうな…
 

 


 

 

 

『怒り』は第二感情

 

 

『怒り』感情を乗り越えるにはどうしたらいいのか…
 

『怒り』ってエネルギーが一点に集中するから、凄まじいパワーになってしまうことが多いです。
でも、渦中にいると自分では気づかない。
 

どうすればいいんだろうか??
どうしたら『怒り』を和らげることが出来るのだろう…

 

 

 

 

『怒り』って第二感情なんだそうです。

つまり…

『怒り』の前に第一感情があるのです。

 

 

それは…
不安・心配・困惑・落胆・悲しさ・虚しさ・寂しさなのか

 

また…

そんなネガチィブな感情が満タンになってしまった時、何かのきっかけで爆発的に『怒り』のスイッチがはいる時もあるようです。

 

 

『怒り』をコントロールしていくには、

日々、自分をご機嫌にしていくしかないのかな?



絵本の中にもあったけれど、
愛する人、暖かい寝床、綺麗な風景、一緒に歌い踊り、食事する。
そんな何気ない生活も、自分をご機嫌にする大切なサプリなんだろうな。

 


ということで、今宵も床暖の上でゆっくり本を読もう。


これは、自分をご機嫌にする大切な行事の一つ♪

 

 

 

 

 

 

 

どんなことをしたら、自分をご機嫌になりますか?

 

 

 

 


 

 
 
 

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