大人に絵本 暮らしに絵本
絵本セラピスト®︎ の みほちゃん です。
桜もそろそろ８部咲きの奈良県です。
悲しい記事かもしれないので…。
嫌な方はスルーして下さいね～。
沖縄旅行から帰ってきた翌々日。
父より祖母が亡くなったと連絡がありました。
今年に入って体調が良くないと聞いていたので、覚悟はできてました。
１０５歳でした。
大往生です。
明るく、チャーミングで、優しい祖母でした。
私は奈良に住んでいたので、九州の佐賀県には夏休みにしか帰れなかったけれど…。
小学校の頃は、毎年のように帰省していました。
たくさんの従兄弟に会ったり、農業をしている祖母の暮らしは私にとってはとっても新鮮でした。
農作業の手伝いをしたり、牛やヤギの家畜を見たり、段々畑を走り回ったり、夏祭りに連れて行ってもらったり、有明海の干潟で遊んだり…夜、昔話を聞かせてもらったり…。
子供らしい思い出がたくさんあります。
そこには、いつも優しい祖母の笑顔がありました。
でも…。
優しい祖母の裏には、計り知れない苦労と悲しみがあったと聞いています。
７人の子どもに恵まれた矢先に、夫を病気で亡くします。
女手一つで農業をしながら、幼い子どもを育てるのは並大抵の苦労ではなかったと思います。
そして…
子ども達が結婚し孫も出来始めた頃、今度は最愛の長男を病気で亡くします。
祖母は、何十年もの間、毎晩毎晩、日記をつけていました。
親類の間でも、『祖母の日記』は有名でした。
私が遊びに行った時にも、夜ご飯を食べた後、傍から文箱を取り出して書き綴っていました。晩年には、『夜になると朝の事を忘れてるから、その都度書くようにしている』と笑って言ってました。
もう、日課になっていたのでしょうね…。
『今までの日記、みんなあるの？』と聞いた私に、
『長男が亡くなった時の日記は、悲しくなるから捨てた』と言っていました。
どうして、毎日毎日、日記を書いていたのか…。
何をきっかけに日記を書くことになったのか…。
もう、聞くことは出来ません。
でも…。
私は…、あくまで私の思いですが…。
一生懸命、必死で、幸せや楽しみを見つけようとしていたのではないのかな…と思います。
自分の手で育てた、野菜が育つ喜び、花が咲く喜び、家畜が元気でいてくれる喜び。
子供が、孫がひ孫が元気に育っている喜び。
確かにある、幸せを確認してたのではないのかな…。
一生懸命、綴って行ったのではないのかな…。
悲しすぎる現実や運命を、受け入れるために日記を書いていたのかもな…。
あくまで、私の想像です。
違うかもしれません。
祖母は、周りの人と楽しいことをする事が大好きでした。
民生委員や老人会でも、役を任されていたと聞いています。
もてなしも大好きでした。
だからかな…
葬儀には１５０人以上の方々が来ていました。
祖母の口癖は『今が、一番、幸せ〜』でした。
自慢の祖母です。
そんな祖母の血が私にも流れていると思うと、とっても嬉しいです。
お婆ちゃん…お疲れ様でした。
ゆっくり休んで下さい。
私をこの世に送り出してくれてありがとう。
自慢のお婆ちゃんでした。
ちょこっと九州のお土産。
お婆ちゃんの孫であったことに感謝！
神様に感謝！ご先祖様に感謝！お婆ちゃんに感謝！両親に感謝！
さよならGさん！
絵本セラピー開催予定
４月 ８日（日）
１時～２時半まで
奈良県香芝市 『柿の葉寿司 本舗 たなか』
参加費１５００円 （お茶・お菓子付）
お申し込み２名様
最少催行人数４名
お申し込み、本当にありがとうございます〜
申込み・お問い合わせはお気軽に
４月 １３日（金）
１０時～１１時半まで
奈良県香芝市 庭カフェ ぼちぼっち
参加費１５００円 （ドリンク・おかし付）
お帰りに直接カフェにお支払いください
定員８名
お申し込み４名様。
お申し込みありがとうございます。
残席４つ
庭カフェぼちぼっちにての予定日
第２金曜日
５／１１ ６／８ ７／１３ ９／１４
１０／１２ １１／９ １２／１４
（８月はお休み）
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