自分の愚かさや情けなさをズズッと感じて滝のように流れる涙。
流れる涙には色々な思いが入っていた。
その涙には自分でも理由が掴めないものもあった。
独りよがりの寂しさもあった。
拗ねている自分をもう一人の私が眺めていて、その拗ねている私を感じて流れてきた涙もあった。
悔しさもあった。
色々な思いが滝のような涙になって流れていった。
涙は浄化だという。
きっとそうなんだろう。
私が感じられるのは泣いた後の自分に力が戻ってきているということ。
浄化作用があったんだろう、ということ。
泣いてよかった。
泣くことへの嫌悪感があったこともよくわかった。
泣きたきゃ泣きゃいいんだ。
そこに理由も恥もないんだから。
泣いたが勝ち！（勝ち負けの話じゃないけど）
そして深い闇を知ることで光も感じられるということ。
自分への信頼が少しずつ育ってきているのも感じる。
何かがあっても自分への信頼がゼロになることはもうないだろう。
きっと信頼が増していくだけ。
どんな時も自分への信頼だけは揺るがないような私になっていく。
光の道を歩き続けていく。
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