どっぷりオンラインに浸った1日が終了。
締め括りは、クレヨンハウス主催の“町田尚子さん講演会” 赤の可愛いニットと白のオーバーチュニック?姿の可愛いらしい方でした。
「出逢った絵本」と「描いた絵本」 というテーマでのお話。
町田さんのファーストブックは…
ブルーナ じのないえほん
ちいさいうさこちゃん
こねこのねる
鉄板絵本ですね。
うさこちゃんの絵本には、描き込みがいっぱいの参加型絵本となっていました。(*≧艸≦)
この頃から、描く事が好きだったのですね。
こねこのねるは、自分の本と初めて認識した本だそうです。 好きだったー。って、いいなぁ、こんな思い出の絵本が手元にあって。
じのないえほんは、お話を作っていつまでも読み続けていたとか…。
そして、幼稚園に入ってからは、幼稚園でもらえる月刊絵本がとても楽しみだったそうです。
エースひかりのくに
3冊、お気に入りを持ってみえました。
だーい好きだったのは、『ブルドーザーのぶるくん』
だーい好きだったのに、幼いと思ったのか、残してなかったそうで…残念に思っているとか。
なんどもなんども読んでもらって、
ダダダ バババ の擬音を覚えて…言葉と字が初めて一致した瞬間だった…と振り返ってみえました。
すごいなぁ、私が字を覚えた瞬間いつだったんだろう。
ぶるくんのエピソードも終わり方も素敵なお話でした。
1番感動した絵本は…『はなをくんくん』
あー!わかります、わかります。
私も…すごーく感動しました。
モノクロからの…黄色ちっちゃな花。
綺麗でしたよね。
町田さんは、今でも黄色が好きなんだって。
1番こわかった絵本は…『おやすみなさい フランシス』
フランシスが1人で寝ようとすると次々怖い想像をしてしまうのですが、お父さんもお母さんも“気のせいよ!”と取り合ってくれない…というお話で、こわかったんですって。
そういえば、読んだけれど、読み聞かせした事ない本です。私もなんとなく嫌な感じがしていたのかな…。
町田尚子さんの『いるの いないの』のがよっぽど怖いと思うけどな。(*≧艸≦)
そして、自分が描いた絵本では、『ねこはるすばん』からはじまりまして、『ネコヅメのよる』『ねことねこ』初の赤ちゃん絵本
この絵本ができたいきさつ。
この絵本を描くために行った取材、絵コンテを詳しくお話してくれて、とても興味深かったです。
『ねこはるすばん』はなんと『ネコヅメのよる』で使わなかった絵コンテから生まれた絵本というので…
驚きでした。
絵コンテが、もう、可愛い。
『ネコヅメのよる』では建物や場所の参考にした写真を見せてくれました。常日頃、おもしろと思った風景は写真に残しておくのだそうです。
そしてあのちょっとニヒルな『ネコヅメのよる』の表紙が、町田さんちの愛猫、白木の写真そのもの!!
本当にいたんだ、あの厳しいお顔のニャンコ
こんなホームページみつけました。表紙と白木の写真が掲載されていまーす。♡
『ねことねこ』は編集さんから、同じお母さん猫から色々な模様の猫が生まれる面白さを絵本にして欲しいと依頼を受けて作りだした一冊だったそうで…
でも、この絵本は、ボツに!
猫好きでない編集者さんに面白さが全く伝わらなかったそうです。この猫好きではない編集者さんに面白い!って言ってもらえる絵本を作りたい。
そんな情熱、意地にかられて、『ねことねこ』が完成しました。
ねことねこ、違うけれど、どこか似ている所があるよ、どーこだ?と、探すクイズ絵本?
最後のページはねこがいっぱい。
みんな一緒なのは、かわいいっていう事!
でもね、この猫たち可愛くないんです。
昼間の猫の目は、丸くないからね。目が怖い
レビューでも、『怖い』が、圧倒的に多いとか?
それなら、開き直って、怖いと感じるまでのギリギリラインの可愛さ
かわいい!って書いちゃえば、
そうな、これは可愛いのか、可愛いいんだ。
と、可愛いのボーダーラインがゆるくなるのを狙ってみえるそうです。
やっぱり、怖いよ。
東京のお店では、講演会終了後はサイン会があります。
オンラインは…なーい
でも、オンラインショップで絵本を、購入すると、火曜日まではサインを受け付けてくれるそうで、
ちょっと怖くて、購入していなかった『ネコヅメのよる』と『ねことねこ』サイン本で注文してしまいました。
送料がね、高いです。
絵本もう1冊買えそうですよ。
他のお店家さんではなかなか購入できない、サイン本だからね!
届くのが楽しみです。