誰が幸せになっているの? | 【毎日食堂】食と暮らしを豊かにする、ビーガンカフェ【毎日ストア】田舎の小商い

【毎日食堂】食と暮らしを豊かにする、ビーガンカフェ【毎日ストア】田舎の小商い

田舎にある小さなしがないVEGAN食堂と、偏りがはげしい小商い。量り売り、自然食品、本、服、植物、音などを必要に応じて買うことが叶います。

なお、「香害」の人は、ご利用することが叶いません。残念ながら。

【ファストファッション】

安くて大量、手軽で便利なファストファッションの裏側を覗いてみると、

縫製工場(服をつくる工場)の多いバングラデシュで働く人たちの給料は一月約7000円。(お米25kg3000円、貧しい人々が住むスラム街の家賃3000円)お米を買って家賃を払えばお金はほとんど残らない。

服に必要な綿(コットン)をつくるには大量の水と大量の農薬が必要。飲み水がなくなり、農地がやせ細ってしまう。

たくさんの服のほとんどが一年以内に捨てられる。(作られた衣類の85%がゴミになる)

ひどい環境で働かせて、大地を傷めて、たくさんのお金を使って、結局それを捨てて、いったい、これって誰が幸せになっているの?

「おばあちゃんになるまで着る」と言って購入してくれたお客さま。
ほつれても、破れても、ほころびを繕い、その繕いがむしろ味となり段々と愛着がわく、そんな長年連れ添えるものを。そしてそのおもいを共感できる人に届けばうれしい当店の物たち。

先日お客さまが購入してくれたエコバック、破れてしまったともう一枚購入しに来てくれました。その際、以前のエコバックを直せるのならと、お預かりしました。ちくちくちくちく針を刺す。休日のこんな時間がすき。
あとは、この子(エコバック)が気に入ってもらえれば尚うれしい。

もう少し使えないか?
必要以上に買いすぎてないか?

貧乏性といってしまえばそれまでですが、物を大切にする気持ちを育みたい。そんなことを思い、思う休日。

-参考文献-
「買い物は投票なんだ」藤原ひろのぶ 著

Before 

After 


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