「世界三大投資家」の1人と言われるジム・ロジャーズ氏と、飲食チェーン大手・ワタミの会長兼社長である渡邉美樹氏との対談本『大暴落 -金融バブル崩壊と日本破綻のシナリオ』(プレジデント社)が出版されたそうですね…

 

興味深いのは・・・ワタミの渡邉美樹の意見・・

 

「日本でバブルが崩壊して以降の約30年で、日銀がお金を印刷した量をアメリカと比較すると、日本は実質的に6倍になっています。当時の為替相場は1ドル=100円程度でしたから、ほかの要因をすべて除いて極端な話をすれば、今は『1ドル=600円になってもおかしくはない』。

 

「そう考えると、円安は少なくとも以前の1ドル=360円まで戻るだろうというのが私の考え方です。円安にはメリットとデメリットがありますが、基本的に通貨の強さは国力そのものですから、日本にとっては円高が必要だと思います」

 

なるほど紙幣の印刷量が6倍になれば価値は1/6になる…単純に考えるとそうなりますね・・・・

 

また、ジムロジャーズ氏は

 

「円安は悪いことばかりではありません。円安で儲かる企業もあるからです。短期的には日本に恩恵をもたらし、株価も一時的に上がるでしょう。しかし、長期的に見ると、プラスにはなりません。これまで自国の通貨を安くして成功した国を見たことはありません。今後も円安が続くなら私はみなさんに『早く国を出なさい』と伝えなければなりません」

 

そして・・こうも言っています…

 

日本は今後もエネルギーなどを輸入する必要があり、円安はやはりよいとは言えません。日本の株式や不動産は円ベースでは上昇しているかもしれませんが、対米ドルや対GOLDではどうかなど、さまざまな比較基準で円の立ち位置を考え直すべきでしょう。

 

食料、資源を海外に依存する日本・・・

 

「円安」は辛い・・・・

 

さてどうする?

 

まずは食糧需給率をどう増やすか・・・・そして円安のメリットである輸出を増やすための産業エネルギーを輸入に頼らないためにどうするか?原発増設?そんな単純な発想ではだめね・・・・

 

さてさていろんなことを考えると・・・・・

 

実に興味深い時代に入ろうとしていますね・・・・

 

どう生き残るか・・・・

 

まずは一人ひとりが考えよう・・・・

 

そこからがスタートなのでは・・・・

 

では また あした