レシピブログさんのモニター企画で
奈良の椎茸農家
新鮮しいたけおかもとさんから
椎茸が送られてきました。
椎茸のジューシーさが味わえるよう
まずはシンプルに蒸し焼きにしました。
しいたけのホイル焼き
〈材料〉1人分
椎茸：3枚
醤油：適量
わさび：適量
〈作り方〉
①椎茸をよく洗い、軸を取ってアルミホイルで包む。
②トースターで5分加熱し、素手で触れるようになるまで余熱で蒸す。
③お皿に盛り付けて出来上がり。わさび醤油でお召し上がりください。
ぷるんぷるんで椎茸の肉汁があふれます。
寒暖差の激しい吉野で栽培されているため
肉厚で旨味がぎゅっと濃縮されるのだそう。
スーパーで売られている椎茸は
菌床のものが大半を占めていますが
岡本さんの椎茸は原木栽培です。
菌床椎茸が3～4ヶ月で出荷されるところ
1～2年かけて栽培されています。
子供の頃、父がくぬぎの木(たぶん)と
椎茸の素(コルクみたいな物)を買ってきて
家族総出で木に打ち込み、
ベランダで椎茸を栽培していました。
毎日交代で水やりをしても
ブルーシートで日光を遮っても
全然生えてこない。
湿度が原因だろうとお風呂場に移し
我々人間は可能な限り縮こまって
椎茸に迷惑をかけないように
お風呂に入っていました(なんだそれ)。
数ヵ月かかって
お花が満開になるように
ポコポコと椎茸が生え始めたのを
覚えています。
それ以来、多少高くても
我が家はずっと原木椎茸を選んでいます。
原木栽培で高い質の物を
安定して供給するには
大変な手間と時間が
かかっているのだと思います。
いや、かかっているのです！
(経験からの断言)
岡本さんの椎茸には
農薬や増収剤も使われていません。
今年はこんなに暑かったから
昔ながらの方法で地道にされている方ほど
ダメージが大きいのかもしれません。
頑張って頂きたいです。
手間と時間はかかっても
美味しいものを作られている生産者は
全国各地にいらっしゃいます。
OWNERSというサイトから
オーナー登録(購入)をすると
一番美味しい時期に
食材を送ってくださるそうです。
(岡本さんの椎茸は
現在掲載されていないようです)
私は今回のモニター企画で
椎茸に応募したのですが、候補のひとつに
「cocoromiso」(鹿児島の麦味噌)が
ありました。
先日、九州のローカル番組で
取り上げられていて
その中で「OWNERS」の方が
交渉に来られている場面が映っていました。
全国で頑張っている生産者さんを
見つけてくださって
私たち消費者と結んでくださるなんて
本当にありがたいですね。
長くなりました。
しばらく、椎茸料理も挟みながら
更新していきます。
