グリーフカウンセラーは死別喪失の悲しみを癒すカウンンセラー。
さて、私がグリーフカウンセラーになるまでのお話を。
小学校2年の春休みまでは、普通に、平凡な人生を送っていた。
が、昭和50年の3月8日交通事故に遭い左足を切断した。
いま現在、両親はまだ健在で(要介護1と4)、私は死別の深い悲しみをまだ経験していない。
グリーフカウンセラーとして、それがコンプレックスのように思えてしまう。
そんな折、グリーフカウンセリングセンターの鈴木先生が、
「切断も立派な喪失よ」と言ってくださった。
たまに友人に温泉に誘われるが、義足を外して入浴しなければならない私は・・・
人前で裸をさらすのが嫌な私は困ってしまう。
そして、本当は温泉に行きたいのかどうかすら分からない。
いや、行くときは行くんですけどね。
人前で義足を外すのは、かなりの勇気が要る。
温泉は一つの例だが、これを終わりのない喪失と呼ぶ。
色んな場面で、喪失の影響を受ける。
と言っても、義足を装着している人全員が私と同じ気持ちではないからね。
何の抵抗もない人がいるのも事実。
私だってswimmingのときは、何の抵抗もない。水着を着ているから?
それもあるかな。
まぁまぁ泳げるし。
前を泳ぐ人が遅いと、心の中でパッシングする(笑)。
どけどけって。
繊細だけど大胆でもある私なのだ。