私がグリーフカウンセラーになるまで その① | 幸せの道先案内人 なおちゃんのブログ

幸せの道先案内人 なおちゃんのブログ

福岡・北九州を中心に
グリーフ カウンセラーとして活動しています
あったこと
思ったこと
感じたこと
イベントのお知らせ...などなど
自由に、気が向いたときに書いてます

グリーフカウンセラーは死別喪失の悲しみを癒すカウンンセラー。

 

さて、私がグリーフカウンセラーになるまでのお話を。

 

小学校2年の春休みまでは、普通に、平凡な人生を送っていた。
  
が、昭和50年の3月8日交通事故に遭い左足を切断した。

 
いま現在、両親はまだ健在で(要介護1と4)、私は死別の深い悲しみをまだ経験していない。
 
グリーフカウンセラーとして、それがコンプレックスのように思えてしまう。
 
そんな折、グリーフカウンセリングセンターの鈴木先生が、
 
「切断も立派な喪失よ」と言ってくださった。
 
たまに友人に温泉に誘われるが、義足を外して入浴しなければならない私は・・・
 
人前で裸をさらすのが嫌な私は困ってしまう。
 
そして、本当は温泉に行きたいのかどうかすら分からない。
 
いや、行くときは行くんですけどね。
 
人前で義足を外すのは、かなりの勇気が要る。
 
温泉は一つの例だが、これを終わりのない喪失と呼ぶ。
 
色んな場面で、喪失の影響を受ける。
 
と言っても、義足を装着している人全員が私と同じ気持ちではないからね。
 
何の抵抗もない人がいるのも事実。
 
私だってswimmingのときは、何の抵抗もない。水着を着ているから?
 
それもあるかな。
 
まぁまぁ泳げるし。 
 
前を泳ぐ人が遅いと、心の中でパッシングする(笑)。
 
どけどけって。
 
繊細だけど大胆でもある私なのだ。