Kさんはカウンセラーの資格を持っているそうだった
言われた事は
今も忘れられない
本当に
なにを言っちゃってるのこの人
意味分からない
彼が私に言った事は
今の現実はすべて貴方が望んだこと
人を支配したくて仕方のない人
人を見下している人
すべてを人のせいにしている
自分が悪かったなんて微塵も思えていない
どれもこれも
私が思い描いている私とは違う
初めて言われる言葉だった。
T君もKさんも
誰も見抜いてはくれてなかった
私の中を見透かしているようだった。
Kさんは
ラインで話しながら
嘘をつくばかりならもぉ話したりしない
貴方がついたウソを僕は真に受けて真剣に考えて
真剣に答えているのにうそなら
その答えも的を外れていることになる。
そう言われてラインは途切れた。
私はハッとした
今までこんなに真剣に向き合ってくれた人がいただろうか
彼が怒っているのも無理はないと思い
真剣に彼に言われたことを繰り返し
繰り返し考えた